Pink Tech シリコンバレー

ジェシカ・アルバのスタートアップが2600万ドルを調達


 女優のジェシカ・アルバがスタートした、ベビー用品サイトHonest.com が2700万ドル(約20億ほど)を調達したとMashableで伝えられています。

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 このEコマースサイトが扱うのは、安心・安全を考慮したベビー用品。男の子か、女の子か、何ヶ月の赤ちゃんかなどのデータを基に、カスタマイズしたパッケージを作って毎月消費者に宅配するサービスです。野菜の宅配会社の、赤ちゃん用品版ですね。有害物質を仕様していないおむつやお尻ふきなど、全てオリジナルブランドのものです。

 ジェシカ・アルバの他に、「ヘルシーチャイルド・ヘルシーワールド」という非営利団体のCEO、クリストファー・ギャビガン氏が共同創業者になっています。ジンガ、Twitter、リビングソーシャルなど、人気のウェブサービスからからも投資を受けています。

 セレブプロデュースの香水や、家具など色々今までありましたが、最近はセレブがテック業界に投資をしたり、経営に参画したりというパターンが非常に増えています。セレブはTwitterに多くフォロワーを抱えていたり、元々一般消費者に非常に影響力があるので、こうしたEコマースに集客するのにも相性がいいですね。ジェシカ・アルバは綺麗だし、絵になるなと思いました。

 私は子供がいないので、Honest.comのおむつのセットが高いのか安いのか分からなかったのですが、もちろん気を使った素材だと普通のものよりは高いはずですよね。お金にある程度余裕のある人向けかな。人気が出るかは、もう少し様子見をしたほうがよさそうです。

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# by katoyasuko | 2012-03-25 16:20 | テック

履歴書はなく、自己紹介動画で勝負する「インターン・スシ」


 米ソーシャルメディアニュースMashableで見つけたウェブサービス、「インターン・スシ」を紹介します。これは、インターンを探している学生向けに、インターンの求人募集を掲載するサービスです。ユニークなのは学生が、自己紹介動画をアップロードしてインターンに応募ができるところです。特にインターンの職を得ることが難しいとされている、メディアやアート、映画や音楽業界などを中心にマッチングしていくそうです。
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 将来見通しが厳しい産業と言われていますが、メディアや広告、アート業界などは未だに募集人数の少なさから業界に入るのがかなり難しい分野です。インターンで足がかりを作ろうと何度履歴書を送っても、埋もれてしまう可能性が高いのです。「インターン・スシ」は1分の自己紹介動画をアップロードできるようになっています。履歴書の代わりに、大学などの情報を書き込み、動画と共に見てもらいます。自己アピールが上手い人にとっては、良いチャンスですね。

 更にプレミアム会員のサービスがあります。これは月9ドル(約720円)で、他の学生よりも48時間早くインターンの応募ができるようになり、担当者に動画を見てもらう可能性が高まるそうです。現在は1300の会社が参加。ワーナーミュージックなどが大きな会社の一つになっています。

 それにしても、最近会社の名前に日本語を付けるスタートアップが目立ちますね。以前スマートテレビのセットトップボックスROKUに取材に行ったのですが、日本語の名前の由来は社長が日本語ができて、6つ目の会社なので「ROKU」なのだそうです。

 インターン・スシの名前の由来はウェブにこんな風に書いてあります。「スシを食べるとき、どの寿司屋で食べるのかや鮮度の良いものにこだわるでしょう。インターンも、そんな風にこだわって選びたいはずです。雇用主がどんなインターンを選ぶかも、インターンがどこで仕事をするのかもスシを選ぶようなこだわりがあって良いはずです。」

 ごめんなさい、ちょっとこの解説は私には多少意味不明に思えたのですが。うーん。大将に良いネタを聞きながらスシを選ぶみたいに、企業は活きのいいインターンを選んでくださいね。みたいな感じなんでしょうか。学生も、良さそうなスシ屋を選ぶみたいに、楽しそうな企業を見つけてね。でしょうか。つまりインターンの築地的な?

 まぁスシはアメリカではさすがにみんな知っていますし、そこまで追求することもないですね。悪い名前ではありません。というわけで、アメリカでインターンを探しているようなかたがいたら、チェックしてみてください。




 
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# by katoyasuko | 2012-03-23 14:05 | テック

海外の起業家向けの教育プログラムBlackbox connect(ブラックボックスコネクト)



 何やら興味深いプログラムを発見。海外の起業家向けに教育プログラムを行うBlackbox connectなるものがあるそうです。シリコンバレーの高級住宅地アサートンにあるBlackboxは、海外のソフトウェア関連の起業家を選抜し、住むところと教育プログラムをパッケージにして提供しているそうです。

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 これは、Yコンビネーターのようなインキュベーションではなく、シリコンバレーの文化や投資システムを学びたい海外起業家向けの教育プログラムになっています。例えば日本でスタートアップをやっていて、シリコンバレーに進出したいと思っているけど、一体どうしていいか分からない。そんな人達向けです。どんな投資タイプがあるのかや、デザインの重要性など、シリコンバレーで起業する際に必要な知識を教わるそうです。シリコンバレー企業へのツアーもあるそうですよ。

 講師には500スタートアップのデイブ・マックルアー氏のような投資家や、グーグルの起業家支援マネージャー、また自らが成功した起業家…という人達が名を連ねています。起業家向け教育プログラムはこうした講師達を招きながら2週間に渡って行われます。

 これは誰もが入れるわけではなく、1期間ごとに選抜された12人(もしくはco-founderと2人まで)がプログラムに入ることができます。価格は一人$4995(約40万円)、2人だと$7500(約60万円)で、これには滞在費と受講料が含まれます。講義は2週間ですが、選抜された12人は2週間無料で延長滞在できるそうで、つまり1ヶ月分の滞在費、講義、そして朝ご飯と昼ご飯が含まれます。

 面白いのはこの開催場所/滞在場所で、Blackbox mansionと呼ぶ家に皆で滞在します。プール付きの大きな一軒家で、寮生活をしながらここで講義を受けたり、他の起業家と一緒にアイディアを出したり…という生活をするそうです。基本的に部屋はシェアで2段ベッド。キッチンがついているので料理をしたり、プールや庭で遊んでもいいし、デスクもあるのでここで仕事もしてね…という感じになっています。写真はこちらで色々見れますよ。
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 これは、海外にいるけれどもシリコンバレーの文化に本気で入っていきたいと思っている人には、すごく良いですね。起業家の人同士で色々話し合えますし、投資家とも出会える。家の心配もないしプログラムも充実しているのなら滞在はすごく充実するのではないでしょうか。12人と狭き門ですが、日本の起業家のかたも、是非応募してみてはどうでしょうか!

このBlackbox connectですが、マネタイズは授業料だけなのか、良い起業家がいれば投資も多少やろうと思っているのか、プレス資料が全然ないため、そのあたりはちょっとよく分かりません。

 このシェアハウスですが、プログラムをやっていない間、一般にも解放しているようで、Airbnbを通じて借りられるようになっています。ただし一般向けと言っても、借りられるのは起業家のみ。家を借りる際に、自分がどんなサービスを作っているのかを説明する必要があります。プログラムに選抜される必要はないけれども、起業家である必要はあるとうことですね。起業家の為だけの家です。シリコンバレーに視察にくる起業家のかたは、こちらに泊まっても良いのでは?ホテルに泊まるよりも楽しそうです。価格は一泊$65(約5200円)。

 コンセプトがすごくシリコンバレーっぽいですね。写真を見ていると、家も綺麗ですし、ナードな雰囲気で楽しそう。色んなつながりが出来そうです。

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# by katoyasuko | 2012-03-21 13:38 | シリコンバレー

ジャーナリスト加藤靖子のブログです。ニューヨークで日経ビジネス勤務を経て、フリーに。シリコンバレーから、テック情報を書いています。メールはmail@yasukokato.com 。Photo:Takahiko Marumoto
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Profile

加藤靖子。1982年9月11日東京生まれ、九州育ちの29歳。
中央大学在学中から、マガジンハウスの編集部アルバイトに明け暮れる。卒業後米Pace大学に留学。在学中にジャーナリストのアシスタントをしながら、フリーで原稿を書き始める。
卒業後、2007年末から日経BP社ニューヨーク支局勤務。ビジネス・経済誌「日経ビジネス」編集部で、大統領選挙、金融危機、自動車産業の低迷などをレポートし、刺激的な日々を送る。
2011年からサンフランシスコ郊外、シリコンバレーに引越し。フリーになり、「日経ビジネス」「日経デジタルマーケティング」などに記事を寄稿。
最近はすっかりテック系ニュースに目覚め、シリコンバレーでテック系イベントに出席したり、インタビューを行ったりしている。
最近のインタビューは、シェリル・サンドバーグ(Facebook COO)、ナビーン・セバデュライ(Foursquare共同創業者)、ガ・ワン(Smule共同創業者)など。

好きなことは料理、体を動かすこと、友達としゃべること、ファーマーズマーケットに行くこと。
仕事とプライベートをあまり区別せず、楽しく仕事をしています。

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