Pink Tech シリコンバレー

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カミソリ刃の定期購読サービス「ダラーシェイブクラブ」

 ソーシャルメディア界隈で話題に話題になった、カミソリ刃の定期購読サービスをしてくれる「ダラーシェイブクラブ」カリフォルニア州サンタモニカで始まったEコマースのスタートアップです。

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 ひげ剃り用のカミソリって、皆さんどうされてるんでしょうか? 日常使うものですが、ドラッグストアで値段を見ると結構な値段がしますよね。ダラーシェイブは、カミソリ刃を毎月届けてくれるサービス。2枚刃5パックで月1ドル(約80円)、4枚刃4パックで月6ドル(約500円)、6枚刃3パックで月9ドル(約720円)で送ってくれます。オーダーをすると、刃の部分ではなくて本体部分も無料で配送されます。

 ここのスタートアップがユニークなのは、YouTubeのビデオがバイラルになって、有名になったというところです。CEOが登場する、ユニークな動画を作っています。ちょっとP&Gのオールドスパイスマンのキャンペーン動画を彷彿とさせます。まだスタートして数週間しかたっていないのですが、YouTubeビデオはもうすでに400万回以上視聴されています。同社は会員数を発表していませんが、48時間以内に1万2千人がサービスにサインアップをしたとのこと。

 日常の必需品であるカミソリを送ってくれるというのは非常に便利だと思います。しかし価格を計算してみると、まぁアマゾンでまとめ買いするのとそれほど変わらなさそうです。私の予想ですが、結構カミソリ刃を長めに使っている人は多いのじゃないでしょうか。それでかなりお金はセーブできますよね。

 ということになると、ダラーシェイブクラブの良さは便利さと、マーケティング、そして何となく面白みがあるというところかなと。これからどうなるか分かりませんが、投資も上手くいっているようですし、駆け出しとしては素晴らしいスタートを切っています。

 余談ですが、私もアマゾンの定期購読サービスを使って、ヘアトリートメントを買っています。好きなブランドのものを切らしてしまって、ドラッグストアやコンビニで買うと高いんですよね。ですので、送って貰えるし、安いし気に入っています。私のようなずぼらなタイプの人間には、日用品を定期購読にするサービスはやはり需要がありそうに思います。女性だったらストッキングやタイツを定期的に送ってくれるなんていいんじゃないでしょうか。


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by katoyasuko | 2012-04-13 15:55 | テック

インテリアデザインのインスピレーションサイト”Houzz"

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 インテリアデザインに特化した、便利なコミュニティーサイトが出来ています。その名も”Houzz"(ハウズ。インテリアデザインのサイトと言えば、人気SNSのPinterestが素敵な写真を豊富に抱えて、私も毎日覗きに行くサイトになっています。写真は主にユーザーがPin(ピン留め)したり、インテリア家具ショップがPinしたものです。

 一方で、このHouzzはインテリアデザインを行っている個人や企業が写真をシェアしています。そのプロフェッショナルな写真を、ユーザーが見る事ができるというのがメインのサービスです。そして、”アイディアブック”と呼ばれる個人ページに、ブックマークすることができます。Pinterestでは、お気に入り写真は基本的に皆でシェアするものです。しかしHouzzはプライベートに写真を管理することができるので、その点もすごく良いですね。

 もう一つの特徴は、コミュニティーQ&Aページがあることです。デザイナーが紹介した写真にコメントを付けて、質問することができます。例えば「ドアが凄く素敵ですね!どこで買えるのですか?」などと、デザイナーに聞けば、割とすぐに質問に答えてくれているようです。また自分の家の写真をアップして、質問することもできます。「このリビングルームにどんなテーブルを置いたら合うでしょうか?」といった具合に。結構活発なディスカッションが行われていますよ。

 それから、写真は色んな検索方法で見る事ができて、例えば、リビングルーム、パティオ、ダイニングルームといったカテゴリーから探す事ができます。また、自分の住んでいる地域のデザイナーだけに絞ってみることができます。例えばサンフランシスコの地域のインテリアデザイナーの写真を見て、ユーザーがもし家の改装を検討しているのであれば、その会社にお願いしてもいいわけです。

 このサービスは、ユーザーには無料で提供されています。デザイナー達は無料で写真を公開しており、のちのち自分のビジネスに繋げたいと思っているようです。現在は39万点の写真がありますよ!その他には、「商品」というカテゴリーで、絨毯やランプなどを販売しています。

<インテリア好きのためのコミュニティーサイト>
 SNSというと、フェイスブックのイメージで人との関係を最重視するサービスを思い浮かべがちですが、こういう関心ベースで繋がるSNSは面白いですね。万人の知恵を持ち寄ることで、アイディアや発見がありますし。インテリアデザイナーといえば、なんだか縁遠いような気がしますが、気軽に質問に答えてくれたり、写真をシェアしてくれると親近感が湧きます。

 Houzzという名前だけあって、持ち家のオーナーがより楽しめるサービスです。私は借家なので、私にとってはちょっとスケールが大きくやや高級感のある画像が多いです。まぁデザイナーさんにとっては持ち家のオーナーがターゲットなので、しょうがないですね。ユーザーにとっては、無料ですしいいサービスだと思います。



 
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by katoyasuko | 2012-04-06 14:09 | ソーシャルネットーワーキンング

Next Issue Mediaがデジタル雑誌の読み放題を開始!

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 米出版社のジョイントベンチャーである「Next Issue Media」が、タブレット端末向けのニューススタンドアプリ雑誌の読み放題を開始すると発表しました。もともとNext Issue Media は、アメリカの大手出版社コンデナスト(Condé Nast)、ハースト(Hearst)、メレディス(Meredith)、ニュースコープ(News Corp)、タイムインク(Time Inc.)が新たな電子雑誌販売の経路として立ち上げていたものです。現在雑誌の売り上げに置けるデジタルの割合は1%ほど。モバイル向けに新規開拓をしていこうとする出版社の意気込みは感じられます。

 今回発表されたのが、雑誌の読み放題のサービス。借り放題DVDサービスの、ネットフリックスの雑誌版というところでしょうか。提携した大手出版社が抱える人気雑誌32タイトルが読めます。例えば、Elle、In Style、エクスワイヤ、Fortune、Sports illustrated、ニューヨーカー、タイムなどの人気の雑誌など、タイトルはすごくいいですね。月間の雑誌だけを読む場合は月10ドル、例えばタイムやニューヨーカーなどの週刊雑誌も読みたい場合は月15ドルの料金です。

 現在は残念ながらアンドロイド向けの提供のみ。iPad向けアプリは今年の夏頃リリースするということになっています。Next Issue Magazineのサイトに行くと、現在は30日間の無料お試し期間を設けているようです。

 気になるのは、これを購読した人がどのようにコンテンツ消費をするのかということです。32タイトル雑誌があっても、どれも毛色の違う雑誌ですし、全てを読むということは時間的にも無いでしょう。

 私個人的には…。今Time、Economist、House Beautiful、Martha Stewart Livingを購読しているので入っているのはTimeだけですね。魅力的だとは思いますが、今のところ会員にはならないかな。

 今までの雑誌の読み方と違いすぎて、このビジネスがどういう方向へ向かうのか正直見当がつきませんが、やっと出版社が本腰を上げてデジタル雑誌の新しい試みを始めだしたと言う点にはかなり注目できますね。
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by katoyasuko | 2012-04-04 15:23 | テック

ジャーナリスト加藤靖子のブログです。ニューヨークで日経ビジネス勤務を経て、フリーに。シリコンバレーから、テック情報を書いています。メールはmail@yasukokato.com 。Photo:Takahiko Marumoto
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Profile

加藤靖子。1982年9月11日東京生まれ、九州育ちの29歳。
中央大学在学中から、マガジンハウスの編集部アルバイトに明け暮れる。卒業後米Pace大学に留学。在学中にジャーナリストのアシスタントをしながら、フリーで原稿を書き始める。
卒業後、2007年末から日経BP社ニューヨーク支局勤務。ビジネス・経済誌「日経ビジネス」編集部で、大統領選挙、金融危機、自動車産業の低迷などをレポートし、刺激的な日々を送る。
2011年からサンフランシスコ郊外、シリコンバレーに引越し。フリーになり、「日経ビジネス」「日経デジタルマーケティング」などに記事を寄稿。
最近はすっかりテック系ニュースに目覚め、シリコンバレーでテック系イベントに出席したり、インタビューを行ったりしている。
最近のインタビューは、シェリル・サンドバーグ(Facebook COO)、ナビーン・セバデュライ(Foursquare共同創業者)、ガ・ワン(Smule共同創業者)など。

好きなことは料理、体を動かすこと、友達としゃべること、ファーマーズマーケットに行くこと。
仕事とプライベートをあまり区別せず、楽しく仕事をしています。

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