Pink Tech シリコンバレー

<   2012年 03月 ( 10 )   > この月の画像一覧




ジェシカ・アルバのスタートアップが2600万ドルを調達


 女優のジェシカ・アルバがスタートした、ベビー用品サイトHonest.com が2700万ドル(約20億ほど)を調達したとMashableで伝えられています。

b0240015_16185613.png


 このEコマースサイトが扱うのは、安心・安全を考慮したベビー用品。男の子か、女の子か、何ヶ月の赤ちゃんかなどのデータを基に、カスタマイズしたパッケージを作って毎月消費者に宅配するサービスです。野菜の宅配会社の、赤ちゃん用品版ですね。有害物質を仕様していないおむつやお尻ふきなど、全てオリジナルブランドのものです。

 ジェシカ・アルバの他に、「ヘルシーチャイルド・ヘルシーワールド」という非営利団体のCEO、クリストファー・ギャビガン氏が共同創業者になっています。ジンガ、Twitter、リビングソーシャルなど、人気のウェブサービスからからも投資を受けています。

 セレブプロデュースの香水や、家具など色々今までありましたが、最近はセレブがテック業界に投資をしたり、経営に参画したりというパターンが非常に増えています。セレブはTwitterに多くフォロワーを抱えていたり、元々一般消費者に非常に影響力があるので、こうしたEコマースに集客するのにも相性がいいですね。ジェシカ・アルバは綺麗だし、絵になるなと思いました。

 私は子供がいないので、Honest.comのおむつのセットが高いのか安いのか分からなかったのですが、もちろん気を使った素材だと普通のものよりは高いはずですよね。お金にある程度余裕のある人向けかな。人気が出るかは、もう少し様子見をしたほうがよさそうです。

[PR]



by katoyasuko | 2012-03-25 16:20 | テック

履歴書はなく、自己紹介動画で勝負する「インターン・スシ」


 米ソーシャルメディアニュースMashableで見つけたウェブサービス、「インターン・スシ」を紹介します。これは、インターンを探している学生向けに、インターンの求人募集を掲載するサービスです。ユニークなのは学生が、自己紹介動画をアップロードしてインターンに応募ができるところです。特にインターンの職を得ることが難しいとされている、メディアやアート、映画や音楽業界などを中心にマッチングしていくそうです。
b0240015_141780.png


 将来見通しが厳しい産業と言われていますが、メディアや広告、アート業界などは未だに募集人数の少なさから業界に入るのがかなり難しい分野です。インターンで足がかりを作ろうと何度履歴書を送っても、埋もれてしまう可能性が高いのです。「インターン・スシ」は1分の自己紹介動画をアップロードできるようになっています。履歴書の代わりに、大学などの情報を書き込み、動画と共に見てもらいます。自己アピールが上手い人にとっては、良いチャンスですね。

 更にプレミアム会員のサービスがあります。これは月9ドル(約720円)で、他の学生よりも48時間早くインターンの応募ができるようになり、担当者に動画を見てもらう可能性が高まるそうです。現在は1300の会社が参加。ワーナーミュージックなどが大きな会社の一つになっています。

 それにしても、最近会社の名前に日本語を付けるスタートアップが目立ちますね。以前スマートテレビのセットトップボックスROKUに取材に行ったのですが、日本語の名前の由来は社長が日本語ができて、6つ目の会社なので「ROKU」なのだそうです。

 インターン・スシの名前の由来はウェブにこんな風に書いてあります。「スシを食べるとき、どの寿司屋で食べるのかや鮮度の良いものにこだわるでしょう。インターンも、そんな風にこだわって選びたいはずです。雇用主がどんなインターンを選ぶかも、インターンがどこで仕事をするのかもスシを選ぶようなこだわりがあって良いはずです。」

 ごめんなさい、ちょっとこの解説は私には多少意味不明に思えたのですが。うーん。大将に良いネタを聞きながらスシを選ぶみたいに、企業は活きのいいインターンを選んでくださいね。みたいな感じなんでしょうか。学生も、良さそうなスシ屋を選ぶみたいに、楽しそうな企業を見つけてね。でしょうか。つまりインターンの築地的な?

 まぁスシはアメリカではさすがにみんな知っていますし、そこまで追求することもないですね。悪い名前ではありません。というわけで、アメリカでインターンを探しているようなかたがいたら、チェックしてみてください。




 
[PR]



by katoyasuko | 2012-03-23 14:05 | テック

海外の起業家向けの教育プログラムBlackbox connect(ブラックボックスコネクト)



 何やら興味深いプログラムを発見。海外の起業家向けに教育プログラムを行うBlackbox connectなるものがあるそうです。シリコンバレーの高級住宅地アサートンにあるBlackboxは、海外のソフトウェア関連の起業家を選抜し、住むところと教育プログラムをパッケージにして提供しているそうです。

b0240015_13242210.png


 これは、Yコンビネーターのようなインキュベーションではなく、シリコンバレーの文化や投資システムを学びたい海外起業家向けの教育プログラムになっています。例えば日本でスタートアップをやっていて、シリコンバレーに進出したいと思っているけど、一体どうしていいか分からない。そんな人達向けです。どんな投資タイプがあるのかや、デザインの重要性など、シリコンバレーで起業する際に必要な知識を教わるそうです。シリコンバレー企業へのツアーもあるそうですよ。

 講師には500スタートアップのデイブ・マックルアー氏のような投資家や、グーグルの起業家支援マネージャー、また自らが成功した起業家…という人達が名を連ねています。起業家向け教育プログラムはこうした講師達を招きながら2週間に渡って行われます。

 これは誰もが入れるわけではなく、1期間ごとに選抜された12人(もしくはco-founderと2人まで)がプログラムに入ることができます。価格は一人$4995(約40万円)、2人だと$7500(約60万円)で、これには滞在費と受講料が含まれます。講義は2週間ですが、選抜された12人は2週間無料で延長滞在できるそうで、つまり1ヶ月分の滞在費、講義、そして朝ご飯と昼ご飯が含まれます。

 面白いのはこの開催場所/滞在場所で、Blackbox mansionと呼ぶ家に皆で滞在します。プール付きの大きな一軒家で、寮生活をしながらここで講義を受けたり、他の起業家と一緒にアイディアを出したり…という生活をするそうです。基本的に部屋はシェアで2段ベッド。キッチンがついているので料理をしたり、プールや庭で遊んでもいいし、デスクもあるのでここで仕事もしてね…という感じになっています。写真はこちらで色々見れますよ。
b0240015_13245245.png


 これは、海外にいるけれどもシリコンバレーの文化に本気で入っていきたいと思っている人には、すごく良いですね。起業家の人同士で色々話し合えますし、投資家とも出会える。家の心配もないしプログラムも充実しているのなら滞在はすごく充実するのではないでしょうか。12人と狭き門ですが、日本の起業家のかたも、是非応募してみてはどうでしょうか!

このBlackbox connectですが、マネタイズは授業料だけなのか、良い起業家がいれば投資も多少やろうと思っているのか、プレス資料が全然ないため、そのあたりはちょっとよく分かりません。

 このシェアハウスですが、プログラムをやっていない間、一般にも解放しているようで、Airbnbを通じて借りられるようになっています。ただし一般向けと言っても、借りられるのは起業家のみ。家を借りる際に、自分がどんなサービスを作っているのかを説明する必要があります。プログラムに選抜される必要はないけれども、起業家である必要はあるとうことですね。起業家の為だけの家です。シリコンバレーに視察にくる起業家のかたは、こちらに泊まっても良いのでは?ホテルに泊まるよりも楽しそうです。価格は一泊$65(約5200円)。

 コンセプトがすごくシリコンバレーっぽいですね。写真を見ていると、家も綺麗ですし、ナードな雰囲気で楽しそう。色んなつながりが出来そうです。

[PR]



by katoyasuko | 2012-03-21 13:38 | シリコンバレー

盗撮映像をネットで公開。同性愛者の自殺にまつわる判決


b0240015_1556181.png

(WSJのキャプチャー画像。写真は被告のラビ氏)

 先週末大きく報じられていたのが、10代の同性愛者だった男性の自殺をめぐる裁判の判決。ニュージャージー州ラトガー大学の寮で、同性愛者だったタイラー・クレメンティ氏のセックス・シーンをウェブカムで盗撮していたダーラム・ラビ氏が有罪になったと伝えられました。盗撮を知ったクレメンティ氏がワシントン・ブリッジから投身自殺した為、2010年メディアで大きく取り上げられていたのです。

 2010年、当時大学の一年生だったクレメンティ氏とラビ氏は、ルームメイトとして寮で一緒に住んでいました。

 ある日クレメンティ氏はネットで知り合った30歳のボーイフレンドを寮に呼び、ルームメイトであるラビ氏に自分たちだけで部屋を使わせて欲しいと頼んでいました。ラビ氏は二人が部屋を使う前にウェブカムを起動し、盗撮。インターネットで公開していました。さらにツイッターで何度も友達に盗撮動画を見るようツイートを繰り返しています。

 クレメンティ氏は、盗撮されていたことに気づきワシントン・ブリッジから飛び降りて自殺。ゲイに対する差別犯罪という見方もあり、非常に大きく報じられました。
 
 今回ラビ氏はプライバシーの侵害や、差別犯罪(ヘイト・クライム)を含む15の罪で起訴されていました。有罪が確定すれば差別犯罪最高で10年の禁固刑の可能性があります。有罪ということになりましたが、ラビ氏は控訴を申し立てることを決めたそうです。

 実はこの事件、当初ラビ氏は司法取引をオファーされており、もしそれを受けていれば禁固刑にはならなかったそうです。司法取引と実際に裁判に臨んだ場合の結果が違いすぎて、この司法取引にも驚きますが…。

 この裁判の焦点になっているのは、「同性愛者への偏見からくる差別犯罪」「ネットいじめ」の問題です。特に同性愛者への偏見というのは、立証も難しいですし、私も全てを追っている訳ではないので判断はつきません。クレメンティ氏側の弁護人はゲイに対する差別犯罪であると主張していますが、ラビ氏のほうはゲイに偏見はなく、30歳の男性が部屋に来る事に神経をとがらせていたと反論しています。

 「ネットいじめ」のほうですが、ラビ氏の弁護人はいじめではなかったと主張しています。「ラビ被告には同性愛者に対する偏見は一切なく、いじめはありませんでした。コンピューターやツイッターを使ったいじめもない。被告はクレメンティ氏を辱めたことも笑いものにしたことはなく、ましてや悪口を言ったこともありません。」と主張しています。このコメントにはもう何と言ったらいいものかと感じてしまいました。悪口を言われたり、普通にいじめられたほうがインターネットにセックス動画を流されるよりもよほどましですが、アホでしょうか?これがいじめでは無いと言えば、何がいじめになるのでしょうか?ラビ氏の動機は、未熟な学生がやりすぎてしまった為だと主張しています。

 インターネットでビデオを流して笑いものにし、ツイッターで友人に広め、ウォッチ・パーティーまで企画するなんて、普通のいじめよりも卑劣で悪徳でしょう。ましてやツイッターをやっていたラビ氏なので、SNSを使った情報拡散のパワーは本人が重々承知していたはずです。

 少し前の話なので、思い出すこともなかったのですが、家族やボーイフレンドなどがコメントしているのを読んで暗い気持ちになってしまいました。





[PR]



by katoyasuko | 2012-03-20 16:06 | テック

ニューヨークのシェアハウスを紹介(1)


前回一人暮らしが増えている社会現象をブログにしました。ただ、家賃の高い大都市では、学生や若い人達を中心にルームシェアも引き続き人気があります。自分が払える家賃で都心から離れたところに住むよりも、シェアして住んだ方が良い条件のアパートに住めるからです。

 世界でも非常に高額な家賃で知られているニューヨークですが、実際にはどんな感じで住んでいるんだろうと気になることはないでしょうか?私はニューヨークに住みたくて日本から引っ越しました。ブラウンストーン(れんが造り)のアパートの前を通るたびに、どんな感じのアパートで、どんな人が住んでいるんだろう?と非常に好奇心をそそられたものです。年末から年始に掛けてニューヨークに行っていたのですが、泊めてもらっていた友人のアパートがすごく素敵だったので、許可をもらって紹介します。タイトルはシェアハウスとしていますが、ブラウンストーンのアパートです。日本のアパートの定義とちょっと違うので、シェアハウスというタイトルにしています。写真が多いので、二つに分けて紹介しますね。

 場所はマンハッタンから地下鉄で15分くらいのブルックリン。フォートグリーンエリアに近く、お洒落な地域です。アパートは2フロアになっていて、1階に3部屋+2フルバス(シャワーとトイレ)、2階に リビング(共有場所)、キッチンとトイレという大きな作りです。

 ここに住んでいるのは、同じ服飾ブランドを手がける3人。自宅と彼らの制作のためのスタジオとしてアパートを使うという、面白い使い方をしていました。まずは一階部分の住居から。

一階の玄関と廊下。 ここはマスターベッドルームと二つの部屋を隔てていて、アパートの真ん中に位置します。置いてあるのはアンティークの絵やランプ、椅子などです。
b0240015_435386.jpg


 ベッドルーム。彼女がバケーションに行っていたので、私が泊めさせてもらっていた部屋です。光がたくさん入ります。
b0240015_4321417.jpg


 こちは2つめのベッドルーム。家賃を下げるため、一つの部屋に二人で住めるよう、作り付けの2段ベッドを作っています。仲のよい建築家の友人に頼んでいるので材料費だけで出来たそうです。女の子らしいかわいい部屋になっています。
b0240015_4382088.jpg

 ここがマスターベッドルーム。ちょうど一人引っ越した後なのですこし殺風景ですが、広いです。この部屋の隣には大きなクローゼットと、大きなスクリーンで映画を見られるシアタースペースがあります。
b0240015_4391133.jpg

b0240015_440534.jpg



[PR]



by katoyasuko | 2012-03-14 04:57

ニューヨークのシェアハウスを紹介(2)


そして階段を登ってユニークな2階へ。2階は服作りのスタジオと、キッチン+ダイニングスペースです。まずはスタジオから。お洒落ですねー。天井が高く、一面窓になっています。服がストレス無く作れるように、作業台も大きくつくってあります。
b0240015_4435365.jpg

 作り付けのデスクは友人に頼んで作ってもらったもので、広々としています。ここでミシンを掛けたり、パソコンをしたりします。私も滞在中、ここでパソコン作業をさせてもらっていました。写真で見ても、素敵ですね。
b0240015_4445298.jpg

 大きな黒板に、彼女達がやるべきタスクを書き込んで行きます。本棚には、ファッションやアートの本がたくさん並んでいます。
b0240015_4453863.jpg

 こちらはキッチン。上からフライパンやらが色々と釣り下がってますね。十分な広さがあります。
b0240015_4461275.jpg

 そしてダイニングのスペース。テーブルや椅子もアンティークのものでかわいかったです。
b0240015_447154.jpg

 ある日作ってくれた食事。
b0240015_4474940.jpg

 この家のポイントは、やはり居住空間と、自分たちの制作スタジオを一緒にしているところですね。そうすることで、別々に場所を借りるよりも、安く上がります。それから置いてあるアンティークの家具ですが、アンティーク商?みたいなことをやっている友人から借りているそうです。その友人も、倉庫スペースにお金を掛けるよりは、預かって使ってもらうほうがいいということで、お互い助かっているそうです。

 彼女達のブランドの名前は、Auralis。エコをコンセプトに、オーガニック素材を使っています。
b0240015_4493138.png

プリントや毛糸などは、天然素材を使ってスタジオで手染めしています。ニューヨークファッションウィークにも一度出店しており、ランウェイのショーもすごくよかったです。日本でも好まれそうな、フェミニンでラインが美しい服ばかりです。私が特に好きだった好きなシーズンはこちら。小売り向けにはかなり少ないロットから販売しています。お友達のブランドで応援しているので、ご興味があればお知らせください。(私には何のメリットもないので、ステマではありません…。)

 こんなにお洒落なところばかりではないですが、ニューヨークは素敵なアパートが多いですね。彼女たちのアパートの周りには友達も多く住んでいて、食事をしに来たり、映画を見に来たり…と滞在期間はすごく楽しかったです。個人的には5年半もルームシェア生活をしていたので、シェアはもういいかなと思っていたのですが、周りと楽しく共生する生活もやっぱり良いなと感じました。


[PR]



by katoyasuko | 2012-03-14 04:56 | 生き方

アメリカに増加する一人暮らし「一人は孤独じゃない」



Time誌3月14日号の"10 Ideas that are Changing Your Life"というという特集で、アメリカに増加する一人暮らしが社会現象として取り上げられていたので要約を紹介します。

 1950年代にはアメリカ人の一人暮らしはわずか400万人だったそうです。しかし、2011の国勢調査データでは3300万人のアメリカ人が一人暮らしをしています。これはアメリカの全世帯の28%を占め、最も一般的である子供のいないカップル世帯とほぼ同じ割合になっています。日本と同じく、こうした一人暮らしの人は大都市に集中しています。

 こうした一人暮らしの増加で様々な研究がなされ、孤独の増加や大きな社会的孤立が起こっているという研究結果も出されたそうです。

 しかし、この記事の著者であるニューヨーク大社会学のKlinenberg教授は、一人暮らしの上昇によってアメリカ人が孤独になっているという証拠はほとんど揃っていないと話します。また、シカゴ社会神経科学者John T. Cacioppo教授の言葉を引用し、「孤独というのはどういう風に暮らしているいかではなく、私たちがどう感じているかだ」と言います。ではどういう人が孤独なのか?例えば離婚を経験した人はこう話します。「間違った人と一緒に生きているほど、孤独なことはない。」つまり間違ったパートナーよりもよほど一人で暮らしたほうが孤独感を感じず、充足した生活を送れるのだそうです。

 このKlinenberg教授が調査したところによると、一人暮らしの人達は、ほとんど孤独だと感じてはいませんでした。逆に、一人暮らしの人はよりソーシャルに活動しており、都会の華やかな文化を楽しんでいたそうです。

 つまり、一人暮らしというのは、現代人の価値観やニーズを満たしてくれるということなのです。フリーダムを謳歌し、自分自身に集中したり、コントロールをすることができるということ。一人暮らしというのは、自分自身で何をしたいか、いつやりたいかということを決めることができます。それは恋人からの要求から解放され、自分自身の事だけに集中できることを意味します。デジタルやメディアやソーシャル・ネットワークは、一人暮らしの孤独や時間を感じさせない素晴らしいベネフィットになっています。

----------

 日本ではルームシェアがここ数年で話題になっているので、アメリカではルームシェアの印象が強いかもしれませんが、一人暮らしのトレンドというのが大きくなっているのですね。確かに、現在ソーシャルメディアなどのインフラが整ってきたので、あまり一人暮らしで孤独と感じる事は無いと思います。
 
 私は田舎で二人暮らしです。最近のソーシャルメディアの普及で、以前よりも日本の友人との絆は深まり、知らない人達とも関心ベースで繋がることができて田舎に住んでいてもそれほど寂しさは感じません。さすがにシリコンバレーで一人暮らしは寂しいかなと思うのですが、以前住んでいたニューヨークや東京であれば、私も一人暮らしで全然大丈夫だと思っています。

 
[PR]



by katoyasuko | 2012-03-12 16:55 | 生き方

お絵描きゲームDraw Somethingが凄い勢いで流行っている


b0240015_16295175.png

 凄い勢いで流行っているスマホ・タブレット向けゲーム、Draw Someting(ドローサムシング)。友達が何を描いたか当てる古典的なゲームなのですが、1ヶ月前にリリースしたばかりなのにすでに1200万ダウンロードを記録しています。有料アプリなのに1ヶ月で1200万ダウンロードとは、本当にすごい快挙です。周りの友人からも口コミで「面白いよ」と何度も聞いていますし、浸透ぶりは新しいゲームとは思えません。勢いがあり過ぎですね。

 本当に簡単なゲームで、例えば「貧乏」というお題が出たら、一人は貧乏を連想される絵を書きます。相手は 貧乏:Poorという文字を入力すれば当たり〜となります。いやぁ、本当にシンプル。Facebookを通して友達と一緒に遊べるので、本当にソーシャルゲームという感じで楽しそうです。

 価格は1.99ドルで、現在期間限定で99セント。iOSとアンドロイド対応です。やってみようかなーと思うのですが、私はネイティブじゃないのでちょっと不安も…。例えばタコの手の絵から「Tentacle(触手)!」とか答えないと行けないんですが、Tentacleの単語、知らなかった…。3段階のレベルがあるようなので、とりあえず一番簡単なものからやってみるしかないですね。

 日本語版、早く出ませんかねぇ。私は元々ゲームが嫌いなほうで、ビデオゲームやカードゲームもやりたくないんですが、これだったら結構楽しめそうです。

 


[PR]



by katoyasuko | 2012-03-09 16:39 | アプリ

モバイル端末決済Squareを使ってみた


日経ビジネスDigital速報に、「オバマ対ロムニー、究極の集金戦争」ーモバイルクレジット端末で、「草の根」資金を総ざらいという記事を更新していただきました。

 それに当たって色々とSquareというサービスを使ってみたのでご紹介したいと思います。まず、Squareとはモバイル端末をクレジットカードの決済機に変えてしまうサービスです。クレジットカード決済機と言うと、クレジット会社と契約したり、端末機を購入したりと煩わしいことが非常に多かったのです。しかしこれがあれば個人が簡単にクレジットカードでの支払いを受けることができてしまいます。

 個人がどれだけ簡単にSquareをつかうことができるのか。実際に使ってみることにしました。まずはSquareのアプリをダウンロードします。その後自分の名前、ソーシャルセキュリティー番号、銀行の口座番号などを入力し登録を済ませます。現在までのところ、こうした情報がなければいけない。つまりアメリカにいる人しか使えないという訳ですね。諸々登録には5分も掛かりません。そして登録が終われば、Squareがカードリーダーを発送してくれます。待つ事だいたい1週間ほど。

b0240015_15274834.jpg


 届きました。カードリーダーと言っても、あっけないほど小さな普通郵便です。しかし封筒もお洒落でスマートな感じ。非常に軽いです。そして中身は本当に小さな500円玉弱のカードリーダーと、Squareのシールがついています。
b0240015_15281433.jpg

これをモバイル端末に付け、アプリを起動すればもうクレジットカードの読み取り機として使えます。あまりの簡単さにびっくりしてしまいます。大昔、小さな企業でアルバイトしていた時に、クレジット端末の導入を担当したことがあるのです。そのときは契約する業者選び、そしてクレジット端末選び、契約とすごく煩わしかったのを覚えています。Squareはそれと比べると驚くほどシンプルで簡単です。

 例えばどんな時に使えるか?例えば私が手芸品を売っているとしましょう。クレジットで買いたいという人がいれば、その場でカードをスワイプし、販売することができます。他にも個人でレッスンの講師をしている人、アートを売る人など、個人販売をしている人には非常に力強いツールになるのではないでしょうか。

また便利なのが、レストランで大人数の支払いの時です。例えば10人でレストランに行き、ワインを頼んだ人、ほとんど何も食べなかった人がいたとします。アメリカでは現金を持ち歩かない人が多いのですが、10人全員がレストランにクレジットカードを出してしまうと迷惑がられます。Square保有者がレストランに支払い、友人からSquareを通してお金をもらう…こういう使い方ができる訳です。クレジットカードで支払いをした人は、SMSかEメールでレシートが貰えるというところも便利ですね。
 
 個人以外ではどういうところが使っているかというと、カフェやタクシー、ファーマーズマーケットなどでみかけます。広報のかたにお話を伺ったのですが、Squareを使っているカフェを指定して下さいました。お洒落なカフェですね。Squareはサクサク動きますし、シンプルなので初めての人でも迷わず使う事ができます。

b0240015_15303886.jpg


  現在出荷台数は80万台ですが、大した宣伝は見かけないので使っている人は情報に敏感な人だと推測しています。使い心地も良いですし、もう少し口コミが広がれば潜在的なユーザーというのはかなり大きそうです。
 最近は大きな中抜き企業を通すことなく消費者間でビジネスができるプラットフォームが非常に整って来ていますが、Squareのサービスも個人業者の障害となっていた問題を本当にスマートな形で取り去っていると思います。このサービスはCtoCサービスの可能性を非常に明るくしますね。

 
[PR]



by katoyasuko | 2012-03-07 15:40 | テック

今英語を学ぶことの重要性


b0240015_7285055.png


 昨日Twitterでイケダハヤトさんが同時通訳アプリのVorceについてツイートしていたので早速使ってみました。自分で喋った言葉を、アプリが希望の言語に翻訳して音声にしてくれるというものです。例えばスマホに向かって自己紹介を日本語で吹き込めば、英語にして喋ってくれます。

 期待を膨らませていたのですが、このアプリもやはりいまいち…。アプリの使い心地やアイディアはいいのですが、いかんせんコンピュータによる機械翻訳の限界は超えられていません。英語が不自然ですし、ちょっと変わった日本語のセンテンスにしてしまうととたんに文章が支離滅裂になってしまいます。このVorceの他にも既にGoogle Translateのアプリは人気があります。しかしこちらもアプリの問題ではなく機械翻訳の問題であまり使いモノになりません。

 日本からアメリカにビジネスや起業で訪れる際、アプリで翻訳できたら素晴らしいと思って期待をしていました。しかし恐らくVorceやGoogle Translateを使ってビジネスなんかをしてしまうと、どん引きされるというか、一気に信用を落としかねないです。

 私は将来的な機械翻訳の躍進に期待していたというか、それが出来れば日本の人達の情報量は飛躍するなと甘い事を考えていました。しかし調べてみると、elm200のノマドで行こう!さんのブログで、「機械翻訳は言語学習の代用にはならない」のページで見事に将来的にも精度の高い機械翻訳開発は不可能ということを論じられています。

■なぜ今英語が必要か


 最近私が機械翻訳の必要性を感じたのは、アップルが出した大学の聴講アプリiTunesUです。ご存知の通り、スタンフォードやMITなど、様々な大学の授業が聴講できます。それから日経ビジネスに書いたのですが、現在オンライン上に教育コンテンツが増えています。(学費無料のオンライン”大学”が人気)プログラミングコードや人工知能、経済学やアートまで本当に幅広い授業が無料です。しかしこういった授業も、英語ができるということが前提で、出来なければ何を言っているか分からないだけです。

 今インターネット上の情報量の増加によって、世界は本当に小さくなりました。ネット上には情報が溢れていて、国に関係なく色んなコンテンツへ縦横無尽にアクセスができます。しかしネット上にある情報というのは、より英語化していて、英語が共通言語になっています。英語のコンテンツ量というのは相乗効果もあり、日本語と比べ物にならないくらい肥大化しています。

 私は昔、多くの人が積極的に英語を学ばなくてもいいだろうと考えていました。実際に海外を相手に仕事をする人する人なんて少数だし、今ではEconomistやFinancial Times、New York Timesまで一部翻訳記事があります。私のブログもアメリカで面白いと思ったものを伝えていくし、そういう日本語コンテンツを読んでいれば十分な情報は得られると思っていたのです。

 しかしご存知の通りネットのおかげで時代が動くスピードは以前とは比べられないくらい早くなりました。もちろん翻訳記事で主要なニュースを追うのは非常に役立ちます。しかしこちらでニュースに目を通していても、めまぐるしいほど状況が刻々と変わります。そういったニュースに翻訳だけで対応するのは、正直限界があるのではないか…と感じてきました。

 起こっていることの空気感というのは、実際の記事やコミュニティー間の会話、動画からより鮮明に掴むことができます。また、業界のニッチなところまですべて日本で伝えられているかと言えば、そうでは無いと思います。というかそもそも英語ニュースも非常に増えているので、そこまで記事化するのは難しいと思います。

 もう一つ、先進国は、同時的に似たような問題や方向性を抱えていて、それを個人で掴むことができれば、より日本も良い解決策が浮かび上がるのではないかなと思うのです。
 
 例えば、インターネットに教育コンテンツが増えたことで、教育の価値が見直されていること。また若者を中心にフリーランスやになる人が増え、新しい働き方の価値ができつつあること。こういった事は日米同時的に起こっています。こういった共通の問題やニュースに対して自由にアクセスできるに越したことはないはずです。

 私も20歳を過ぎてから英語を学習したタイプなので、習得の難しさや時間が掛かる事への苛立ちは肌身で感じています。まして仕事を持っているかたは、本当に大変だと思います。しかし、英語をやらなかったことで起こる機会損失は、これからより多くなっていくのではないでしょうか。今だからこそ英語を学ぶ重要性というのは上がってきていると思うのです。


[PR]



by katoyasuko | 2012-03-03 07:37 | 英語

ジャーナリスト加藤靖子のブログです。ニューヨークで日経ビジネス勤務を経て、フリーに。シリコンバレーから、テック情報を書いています。メールはmail@yasukokato.com 。Photo:Takahiko Marumoto
by katoyasuko
プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
テック
働き方
マーケティング
シリコンバレー
アプリ
動画
メディア
英語
スマートフォン
ソーシャルネットーワーキンング
掲載
ガジェット
タブレット端末
Eコマース
生き方
未分類

Profile

加藤靖子。1982年9月11日東京生まれ、九州育ちの29歳。
中央大学在学中から、マガジンハウスの編集部アルバイトに明け暮れる。卒業後米Pace大学に留学。在学中にジャーナリストのアシスタントをしながら、フリーで原稿を書き始める。
卒業後、2007年末から日経BP社ニューヨーク支局勤務。ビジネス・経済誌「日経ビジネス」編集部で、大統領選挙、金融危機、自動車産業の低迷などをレポートし、刺激的な日々を送る。
2011年からサンフランシスコ郊外、シリコンバレーに引越し。フリーになり、「日経ビジネス」「日経デジタルマーケティング」などに記事を寄稿。
最近はすっかりテック系ニュースに目覚め、シリコンバレーでテック系イベントに出席したり、インタビューを行ったりしている。
最近のインタビューは、シェリル・サンドバーグ(Facebook COO)、ナビーン・セバデュライ(Foursquare共同創業者)、ガ・ワン(Smule共同創業者)など。

好きなことは料理、体を動かすこと、友達としゃべること、ファーマーズマーケットに行くこと。
仕事とプライベートをあまり区別せず、楽しく仕事をしています。

Yasuko Kato's About Me page

フォロー中のブログ

検索

ファン

ブログジャンル

画像一覧