Pink Tech シリコンバレー

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(お知らせ)キュレーションマーケィング新潮流

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日経デジタルマーケティングで、Pinterestを使った、アメリカで起こっているキュレーションマーケティングの動きについて寄稿しています。(こちらではCurated Marketing やCurated Commerceという言葉が使われています)

人気のPinterestですが、ユーザーデモグラフィックはどうなっているのか?ビジネスのマーケティングにはどう活用していけばいいのか?といった点を解説。そして続々と出来始めたPinterestの企業ページですが、企業のPinterestページ運営のポイントと注意事項についてもまとめています。

  と、ここまで書いてこの記事は、会員限定の記事なので、申し訳ないのですが…もし会員のかたがいれば是非読んでみてください。取材と執筆でブログを書く気力がないので、今日はこれにて!
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by katoyasuko | 2012-02-09 17:05 | 掲載

米スターバックス、バレンタイン版のアプリキャンペーンをスタート!

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 米スターバックスは、6日からバレンタインのAR(拡張現実)アプリキャンペーンを開始しました。期間限定の紙カップにスマートフォンをかざせば、画面でCGが動き出す「Cup Magic(カップ・マジック)」キャンペーンです。AR(拡張現実)とは、カメラに映し出される画像に電子情報を重ねる技術のこと。スターバックスは去年の11月からクリスマス用の期間限定カップで同じキャンペーンを展開しており、なかなか話題になっていました。今回はそのバレンタインバージョンになります。

 最近スタバのカップはバレンタイン仕様の赤いハート柄に変更されています。画像を見るには、まずiPhoneもしくはアンドロイドでStarbucks Cup Magicというアプリを無料でダウンロードします。そのアプリを起動し、カップの画像をスキャンすれば、ハート柄がスマホ上で蝶のように舞い始める…というものです。蝶に指を近づけると、蝶が寄ってくるという賢い機能もありです。画像は、FacebookやTwitterでシェアすることができます。

 Cup Magicのアプリはこの他に、メッセージを送る事ができる機能と、Eギフトカードがこのアプリ経由でプレゼントできる機能が装備されています。ギフトカードは、バレンタインらしいハート柄などが選べるのもいいですね。

 私はまだ試していないので、明日早速使ってみたいと思います。スターバックスは、Facebookの運営からスマホの決済まで、テクノロジーの利用と運用が上手いですね。このキャンペーンも非常にエンターテイニングですし、バレンタイン用のカップの為にコーヒーを買いたくなってしまします。SNS機能もしっかりついているので、画像がシェアされれば口コミも広がる…という、上手いキャンペーンです。

バレンタイン版Cup magicのデモはこちら

 
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by katoyasuko | 2012-02-07 15:43 | マーケティング

真の貴族とは、ノマドであること

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サンフランシスコのDe Young(デ・ヤング)美術館でふらふらとアートを見ていたのですが、展示されている作品の合間に、素敵な言葉を見つけて思わず見入ってしまいました。展示されていたのは、アナトリアキリム。現在のトルコ東部に位置する、アナトリアと呼ばれた地域で、遊牧民が敷物として編んだ織物です。織物はお金に変えたり、家紋としても使われていたもので、カラフルで美しい柄は今でもデザインのモチーフとして見る事が多くあります。そんな美しいキリムと共に掲げてあった言葉がこちら。

"True aristocracy is being a nomad; those who settle lose thier lineage." Yoruk Proverb
「真の貴族とは、ノマドであること;定住する者は血筋を失う」ーユリュック族のことわざ


 この、アナトリア地域で生活していたのは東西移動しながら生活したユリュック族と呼ばれる人達です。ユリュックとはアナトリアで遊牧民のこと。このことわざから、彼らが誇りにしていたのが、移動しながら暮らすノマド(=遊牧民)の生活であったことが分かります。つまり彼らは遊牧民であることで、住む場所を常に変え、物事を学習し、それに適応しながら生活することが家系のルーツであった。それは学びの多い真の貴族とも言え、定住してどこかに落ち着いてしまう人は、その学習や適応という家系のルーツを失ってしまうという事でしょう。

■ノマドの意味

 日本では「ノマド」という言葉をITジャーナリストの佐々木俊尚さんが広め、さらに時代感にぴったりだったというのもあり、独自の意味合いに発達しています。ノマドとはもともと遊牧民の事ですが、佐々木さんも「はっきりとした定義はなくていい」と仰っていますし、独自の和製英語として使っていけばいいのではないかと思っています。
 
 ユリュック族のことわざを読んで、是非彼らの遊牧民の意味合いも自分の「ノマド」の意味合いに加えたいなと思いました。私たちも仕事や、住む場所、組織やグループに同じ形で長く留まれば、何か新しいものを見ることを忘れてしまいがちになります。例えばそれが文化や私たちのルーツを知る事の妨げになることもあると思うのです。つまり、どこかに務めているとかフリーだというのではなく、旅に出たり、惰性でやっていることから脱却することで、物事を新しい側面から見る事ができること。旅に出て、自分の文化を知り、新しいやり方で物事を見てみることで、そのものの本質を考えるようになるといったことと共通すると思います。

 季節や土壌によって生活用具と共に移動するユリュック族の生活は過酷だったと想像できます。しかし多くを学び、適応してきたからこそ遊牧民は豊かな文化を持つ、本当の貴族なのだと言えたのではないでしょうか。

※写真はDe Young に展示のアナトリアキリム
De Young美術館のアナトリアキリムの展示情報はこちらです。
Tribe official site -美しい手仕事キリム こちらのブログでユリュック族のキリムが紹介してありましたので興味のあるかたはこちら

 
 
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by katoyasuko | 2012-02-03 18:14 | 働き方

オンラインのソーシャル・ファッション福袋サービス「Little Black Back 」

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 テッククランチで、ファッション販売のウェブサービスを行うLittle Black Backが275万ドルの増資と伝えられました。私もはじめて知ったサービスなのですが、タイトルにある通り、新しい形のファッション福袋サービスを提供しているスタートアップです。テッククランチにも、日本のショッピングコンセプト”フクブクロ” を提供する会社と説明がありますが、福袋自体、アメリカには今までなかったコンセプトです。Little Black Backのウェブサイトはこちら。

 さて、早速使ってみたのですが何が新しいかと言うと、まずは商品の提供の仕方。普通はデパートやブランドが福袋の中身を選びます。しかしリトルブラックバックは、ユーザーへの質問をベースに好みのスタイルを分析し、その結果に合わせて福袋の中身を用意します。

■ユーザーの好みに福袋をカスタマイズ

 ユーザーへの質問は6ステップ。「ヒップスター」「ギャル」など、まずはスタイルの質問。その後も次々と、バックなら6種類の中からどれが好きか、といった質問に答えます。その質問のプロセスでリトルブラックバックは大体のユーザーの好みを把握しているという訳です。
 
 もう一つの特徴が、それぞれの福袋がカスタマイズされた後、ソーシャルに福袋の商品を交換できるところ。他のユーザーの福袋の中身を見る事ができ、交換したいものがあれば、オファーを出し、承認されれば交換して貰えます。福袋にはだいたい2つ〜4つのファッションアイテムが入ります。福袋は定期購読で 60ドル(約4800円)か、50ドル(約4000円)だそうです。

 良いなと思ったのは、購読とは言っても気に入らなければスキップできること。キャンセルも途中で出来るし、60日以内であれば交換や返品ができるのいいですね。すごく面白いコンセプトとは思うのですが、「断捨離」ブームだし、どれほど欲しいと思うアイテムが入っているか、お得感があるかがキーになりそうです。


 
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by katoyasuko | 2012-02-02 16:40 | テック

P&Gが1600人のレイオフ。伝統的なマーケティングをカットし、デジタルマーケに注力(追記)




 P&Gの決算発表で、コストカットのため今後1600人のレイオフを行うと発表しました。レイオフが行われるのはマーケティングを含む非生産部門。世界一のマーケティング会社とも言われるP&Gが、マーケティング部門にもメスを入れるということで、業界をあっと言わせています。

 ただこのマーケティング部門のカットには理由があります。P&Gにおいてデジタルマーケティング部門のコスト効率が良く、長期的なコストカットに繋がることが判明。伝統的なマーケティング部門を削りつつ、デジタルマーケティング部門に注力していくというのです。

CEOのロバート・マクドナルド氏は、「フェイスブックやグーグルといったメディアによって、マーケティングへの投資がより効率的になっている」と話しています。P&Gは男性向けの制汗剤オールドスパイスキャンペーンで大成功しています。このキャンペーンではYouTubeにアップしたビデオが口コミで広がり、18億回も視聴があったそうです。

■デジタルマーケティングでコスト削減

 デジタル分野のマーケティングによって、コストがカットできたという話は他にもあります。フォードはDougというキャラクターを使い、Focusという車両の動画キャンペーンを行いました。もちろん動画を広める為に広告を打つことが欠かせません。しかし、初期に広告した時点で動画が消費間で口コミになり、あっという間に広がったそうです。その結果、準備していた広告予算と労力は使わなかった…というのです。
 
 P&Gもフォードもデジタルマーケィングの先駆者と知られていて、私は去年、この2社の事例を多く記事にしています。どちらもソーシャル・ネットワーキングサイトを上手く使い、話題のキャンペーンをどんどん打ち出しています。それだけ実力のある企業なので、コスト面でも跳ね返りが大きかったようです。P&Gがデジタルマーケ分野に注力することで、更に面白いキャンペーンが見れるかな?とちょっと楽しみにしています。

追記:ツイートで、NYTIMESの記事とちょっと違う…という声を頂きまして、私が参考にしたのはAdageのこちらの記事やBusiness Insiderのこちらの記事です。マーケティングと広告の専門誌なので、マーケティングの話にフォーカスしています。貴重なご意見ありがとうございました!


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by katoyasuko | 2012-02-01 15:05 | マーケティング

ジャーナリスト加藤靖子のブログです。ニューヨークで日経ビジネス勤務を経て、フリーに。シリコンバレーから、テック情報を書いています。メールはmail@yasukokato.com 。Photo:Takahiko Marumoto
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Profile

加藤靖子。1982年9月11日東京生まれ、九州育ちの29歳。
中央大学在学中から、マガジンハウスの編集部アルバイトに明け暮れる。卒業後米Pace大学に留学。在学中にジャーナリストのアシスタントをしながら、フリーで原稿を書き始める。
卒業後、2007年末から日経BP社ニューヨーク支局勤務。ビジネス・経済誌「日経ビジネス」編集部で、大統領選挙、金融危機、自動車産業の低迷などをレポートし、刺激的な日々を送る。
2011年からサンフランシスコ郊外、シリコンバレーに引越し。フリーになり、「日経ビジネス」「日経デジタルマーケティング」などに記事を寄稿。
最近はすっかりテック系ニュースに目覚め、シリコンバレーでテック系イベントに出席したり、インタビューを行ったりしている。
最近のインタビューは、シェリル・サンドバーグ(Facebook COO)、ナビーン・セバデュライ(Foursquare共同創業者)、ガ・ワン(Smule共同創業者)など。

好きなことは料理、体を動かすこと、友達としゃべること、ファーマーズマーケットに行くこと。
仕事とプライベートをあまり区別せず、楽しく仕事をしています。

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