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食べログのドクター版!医者の予約サービスZocDocが大躍進

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 健康系のガジェットやソフトウェアが続々と出てきており、医療のIT化が進んでおりますが、またちょっと違った医療系ウェブサービスが人気を集めています。ZocDoc(ザックドック)はニューヨークを本拠地とする、医者の予約ウェブサービス。2007年から始まったサービスですが、今では月におよそ80万人の利用があり、昨年の4倍の伸び。人気サイトに成長しています。
 
 使い方はいたって簡単です。歯医者、外科など、医者の専門を選択し、郵便番号を入れます。さらに、アメリカでは個人別で健康保険のプランが違うので、自分の加入している保険を選択。そうすると、自分の地域の医者を一覧できるようになります。さらにザックドックのシステムを使って、電話をせずとも簡単にウェブで予約ができるというサービスです。

■食べログのドクター版

 確かにどの医者に行くかは、迷うことが多いですよね。雑誌の医者ランキングや、タウンページを見たって決められないことが多いです。このサイトでは、ザックドックのユーザーのレビューが最高星五つとして表示されます。つまり食べログの医者版として、レビューを見ながら医者を決められるのも魅力です。また、病院と言えば9時ー5時でしか予約できないイメージですが、このウェブサービスであれば24時間いつでもオンライン予約が可能です。

 ただし、全ての医者が登録されている訳ではありません。加入を決めた医者がザックドックに月250ドル(約2万円)を払って登録しています。一方でユーザーは無料で利用でき、登録している医者の中から検索できるという仕組みです。医者のメリットとしては、このサイトを使って新規顧客の開拓ができること。さらに簡単に予約して貰えるため、効率的に診察を行うことができます。例えばキャンセルが出たときザックドックに加入していれば、駆け込みの患者を見込むこともできるという利点があります。

 もちろんスマートフォン対応で、パソコンでもスマホでも使う事ができますよ。現在アメリカの14都市で展開中。これからも大きくなっていくようです。うーん、便利ですねこれは。



 
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by katoyasuko | 2012-01-31 11:14 | テック

「しゃべり過ぎ?」「息が臭い?」上手くいかなかったデートの理由を知るサイト

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 デートをして、楽しかったと思ったのに、相手から連絡が無くなる…。そんなとき、一人で考え込んでも理由は分かりません。WotWentWrong.com(What went wrong?どこがいけなかったの?のモジリ)はそんな悩みを解決するウェブサービス。デートの相手にリクエストを送り、WotWentWrongのフォーマットを使って、簡単にデートのフィードバックをしてもらえるサイトです

 デートの相手は、話し上手だったか?魅力的だったか?…といった5段階評価の色んな質問に答えます。そのあと、更に細かく相手の駄目な所を伝えてあげることも出来ます。WotWentWrongが用意しているテンプレートの中から、どこが良くなかったかをクリックして選択。さらにコメントを付けて、詳細を加えてもオーケーです。

 確かに建設的ではありますけど、書く人によってはキツいフィードバックになりますよね。例えば、「太り過ぎ」「息が臭い」「自意識過剰」「しゃべり過ぎ」なんていう選択もあります。こんなフィードバックにコメントまで付けられたら、次の日寝込みそうです。
もちろんフィードバックをリクエストされた人は、「やりたくない」という事も可能で、強制ではありません。

 このウェブサービスはオーストラリアが本拠地。気になるビジネスモデルですが、将来的にフィードバックに広告を付けるようなモデルを考えているそうです。例えば「息が臭い」というフィードバックを貰った人には、ブレストケアの商品の広告。「太り過ぎ」と言われた人にはダイエット商品の広告。「性格がキツい」と言われた人には、自己改革のセミナーの広告…という感じにしていきたいそうです。

 毎日テクノロジーのニュースを見ていると、まぁよくもこんなサービスがあるもんだと思いますが、このサイトも凄いですね。普通の恋愛というよりは、婚活をしている人なんかに、すごく役立ちそうです。


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by katoyasuko | 2012-01-29 15:15 | テック

「質問力」を上げる4つの要素

リクルート - 写真素材
(c) ふうみんストックフォト PIXTA



 最近学生さんからキャリアの事について質問を受けることがあります。話を聞いたりOB訪問をするのであれば、より良い効果を上げてもらいたい。私は職業上、年がら年中人に取材という形で質問をしているので、私の経験からどうやって質問すれば良い結果を生み出せるのかというのを考えてみます。

1、具体的な質問を考える
 話を聞いてみたいと思った時点で、実は具体的な質問は想定できていないものです。具体的に質問をきちんと考えること。これは当たり前の様で、一番重要です。そこで以下のプロセスが必要です。

2、相手の事を調べる
 今は一般の人でも、何に興味があるかとか、どういった経歴かとか、結構なことが分かります。相手の事が分からなければ、的外れな質問になってしまいます。例えば、聞きたいのは自分のキャリアや進路のことであっても、人によって何が聞き出せるか、何を聞けば面白いかは違ってくるはずです。

3、どの聞き方がベストか熟考する
 自分の思っていることや、聞きたいことを伝えるのは、意外にも難しいものです。一番自分の欲しい答えを得るためには、どの聞き方が一番いいのか?質問を書き出しながら、客観的によく考えてみましょう。そうすると、調整すべき質問が出てくるはずです。

4、自分の立場や状況を相手に伝える
 話し手も、相手の立場や聞きたいことによって話す事が違うはずです。例えば経済誌と若者向けのファッション紙では、インタビューを受ける人も話す内容が違ってくるはずです。大学生か、社会人かでも違うと思います。そこで自分の立場や状況を伝えるのが重要になってきます。どういう興味があって、どういう人間で、何を聞く為に質問しているのか、メールなどで事前に伝えておきましょう。

 質問するまでが結構手間だなと思うかもしれません。そうなんです。実は取材の前が一番大変です。しかし、取材依頼(質問依頼)を出した時点で、相手もどれだけ本気なのかが分かります。話し手のほうは、それを見てインタビューの用意をしてくるので、手を抜けば相手も手を抜いてくるのです。

 もちろんもっとカジュアルに話すという場合も多いと思いますが、ポイントを頭においておくと、きっと質問の仕方は違ってくると思いますよ。学生さんだけでなく、社会人のかたも役立つのではないでしょうか。

 皆さん頑張ってくださいね〜。
 

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by katoyasuko | 2012-01-27 12:41 | 働き方

電子書籍が低価格化。人気作家の本も99セントで!

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  米国ではタブレット端末所有者が19%になったと報じられました。端末の普及で電子書籍の売り上げもさらに伸びて行きそうで楽しみです。さて、コンテンツのほうも新しいトレンドがあります。それが電子書籍の「低価格化」です。

 先日ウォールストリート・ジャーナル紙で紹介されていたのがGeorge・Pelecanos(ジョージ・ペレカノス)の新作本を1ヶ月期間限定で99セントで売り出すというニュース。ペーパーバックやハードカバーは割引しませんが、電子版だけ10ドルを99セントにして売り出します。彼は刑事モノの本を書く作家で、一番有名な作品がHBOで放送されている大人気ドラマ、「ザ・ワイヤー」です。ドラマや映画のライター・プロデューサーとして非常に有名ですが、著書となると今まで一番売れた本でも3万部近くと、テレビの名声に比べると本の売り上げは多くなかった。そこで、出版社と共に新作を99セントで売り、実験してみることを決めたそうです。

 この「低価格」のトレンドは、安売り王アマゾンが火付け役になったと言われています。アマゾンは、「Kindle Daily Deal」というコーナーを設け、毎日1冊電子書籍を99セントー1.99セントで売り出しています。書籍が80円~160円なんて古本よりも安く、逆に不安になってしまいます。しかし、これはアマゾンが出版社と共に行った実験に基づいていて、安売りをするメリットがあることが証明された上でやっているのだそうです。実験によると、低価格で本を買った消費者は同じ著者やジャンルを将来的に買う可能性が高く、また印刷本には悪影響を及ぼさないそうです。

■どう転ぶかは不透明。しかし99セントで挑戦。

 99セントのバーゲンに挑戦するペレカノスは、ウォールストリート・ジャーナルのインタビューに対して
「ギャンブルだよ、でも(多くの人に)読んでもらいたいんだ」と話しています。かっこいいですねー。

 彼に入るのは1冊99セントのうち17セント(約13円)のみ。もちろん出版社も赤字覚悟で行うわけで、みんなで痛み分けをしながらプロモーションを行っていきます。ここで多くの人に彼の作品を読んでもらうことで、彼が過去に出版した本も将来的に読んでもらいたい…と考えているようです。

 私もライターなので多くの人に読んでもらいたいという気持ちはすごく分かります。しかし、それをタダ同然の価格で配布してしまうとは!それも自分が力を入れたであろう新作で試してしまうなんて、チャレンジ精神に頭が下がりますね。作家も含め、出版社もどう転ぶか分からないところに掛けてみるというのは、すごい試みだと思います。

 翻って日本のことを考えると、電子書籍化が遅くって悲しくなってしまいますね。私は海外に住んでいるので、日本の電子書籍化が早く進んで欲しいと願っています。今はアメリカにある紀伊国屋で倍近くの値段を出して日本の本を買うか、日本に帰ったときに必死で数キロ分持って帰ってくるかのどちらかです。もし電子版の用意があれば、すぐにでも買いたいのに!と思うことはしばしばです

 とりあえずジョージ・ペレカノスの新作は99セントだし、キンドルにダウンロードしてみようと思います。


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by katoyasuko | 2012-01-25 09:12 | メディア

カナダのRIMは変われるか?CEO交代でも株価下落

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 スマートフォン、Black Berryで有名なカナダのRIM(リサーチ・イン・モーション)が22日、経営トップの交代を発表しました。

 RIMはここ1年で株価が75%ダウンという、脅威の斜陽の道をたどっています。一時はスマートフォンで市場を席巻していましたが、iPhoneなどの台頭でシェアが大きく減少し、歯止めが掛からなくなっていました。

 以前から問題だと指摘されていたのが、共同CEOが共同会長も務めるという権威体制です。改革を起こしたいRIMにとって、この体制が大きな障壁になると言われていました。そこで今回共同CEOと共同会長を務めていたマイク・ラザリディス氏とジム・バルシリー氏がいずれの職も退くというのは、株主にとっても大きな驚きとなりました。二人の後はRIMの最高執行責任者であったトーステン・ハインズ氏がCEOの役職につきます。
 
 普通であれば、ポジティブな動きと受け止められて株価が上がるのですが、それでも今日のRIMの株価は前週末比で8.5%安と、市場はこの動きを「がっかり」と受け止めています。なぜでしょうか?

■前CEOが引き続き影響力

 二人が現職を退くというところまでは良かったのですが、前共同CEOラザリディス氏は副会長として取締役会にとどまり、新CEOに戦略的な助言を行うそうです。前共同CEOバルシリー氏もまた取締役にとどまるそうです。大物のこの二人がやはりなんらかの形で会社にとどまることで、結局背後で新CEOに影響力を持ち続けるだろうとの声が大きいのでのです。
 
 さらに新CEOは、前CEOの経営戦略を踏襲していくと話しています。そのためほとんどのアナリストもやはり大きな改革が見込めないと見ていて、市場はがっかりの株価下落ということになったようです。

 もうひとつ新CEOの経歴も不安要因になっています。新CEOは元シーメンス出身で、シーメンスと言えば法人顧客相手のビジネス。今RIMに求められているのは、一般消費者向けのビジネスの経験です。また、新CEOはハードウェアエンジニア。今多くの改革がソフトウェア部門で起こっているため、ソフトウェアエンジニアではなかったということも、また落胆要因になったようです。 

 私はiPhoneユーザーなのですが、やはりAndroidやiPhoneだけでなく、市場に魅力的な商品と競争があったほうがいいのですが…。あまり時間がなさそうに見えるRIMですが、また色々改革が起こるか、見ていきたいと思います。


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by katoyasuko | 2012-01-24 09:27 | テック

ファイル共有サイトMegaupload(メガアップロード)が閉鎖

 
 21日、著作権法違反で、ファイル共有サイトの「Megaupload」(メガアップロード)がFBIによって閉鎖されました。メガアップロードとは、映画やテレビ、音楽といったファイルを共有できるサービス。一般の人が、本来ならば有料のはずの映画や音楽を無料でダウンロードできるとあって、大人気のサイトだったのです。といっても、映画やテレビのコピーは著作権侵害なので、かなりグレーなサイトという認識で使って多くの人が利用していました。

 登録ユーザーは1億5000万人、ビジター数1日5000万人、インターネットトラフィック全体の4%がメガトラフィックのものだったそうです。

 インターネットトラフィックの4%って、すごい数字ですよね。ウェブの訪問者数は、全体で13位にまでなっていました。そんな人気サイトなので私の周りにも使っている人は多く、昨日はメガトラフィックが閉鎖されてがっかりしている人の声を結構聞きました。

 一番喜んでいるのは、ハリウッド関係者達です。著作権保有者には5億ドル(約400億円)の被害があったと言われていて、今回の閉鎖はハリウッドにとって大勝利。といっても、似た共有サイトは他にもあるので、いつまでもいたちごっこになりそうですが…。

 一つ気になったのが創業者の名前です。キム・ドットコム。これ、一応本名なんですよ。ドイツ人の彼は、キム・シュミッツという名前をドットコムバブルの時に改名。過去10年のうちに、シュミッツ→ドットコムにしたそうです。

 それにしてもドットコムって、姓にできるんですね。ヤスコ・ドットコムとか、オサム・ドットコムとか、芸人のようです。
 
 キム・ドットコムさんは、今ニュージーランド当局に身柄を拘束されております。


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by katoyasuko | 2012-01-22 07:34 | テック

Twitterが情報キュレーションに向けて一歩前進

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 Twitterが19日、カナダのソーシャルキュレーションサービス「Summify」を買収したと、Summifyが自社サイトで明らかにしています。ソーシャルメディア時代の情報過多に対する解は、やはりキュレーションに向かっていくようです。

 まずこのSummifyのサービスですが、Twitter、Facebook、Googleリーダーといった情報の中から、キュレーションして重要な記事を選び出してくれるアプリです。記事選択にはFacebookのイイネの数、シェア、コメント数といったものから、Twitterでフォロワーが多い人などといった要素が組み込まれています。

 Twitterを使っている人は特に分かりやすいと思うのですが、最初自分がフォローする人が少ない時は情報を取り込むことにまだ負荷はありません。しかし、100人〜200人それを超えて1000人以上フォローなんてことになってくると、情報収集どころか、一つ一つ見てくのはほぼ不可能になってきます。ソーシャルメディアが普及して、人の数が増えればやはり雑音も増えるもので、一体何が自分にとって重要で、何が必要ないのか判断が難しいものです。洪水のように流れてくる情報のなかから、どうやって自分にぴったりの記事を探すのか。ITジャーナリストの佐々木俊尚さんが言う「キュレーションの時代」ですね。

 そういう時、こうしたキュレーションサービスでは、より注目が集まった記事や人気のツイートをピックアップしてくれます。現在アメリカでは、News.meやFlipboardなど、重要記事をフィルタリングしてくれるキュレーションアプリが大変人気になっています。

 大手のSNSであるTwitterがキュレーションサービスのSummifyを買収したことで、情報の導線を作っていく新たな一歩となりそうです。Twitterがキュレーションをどのように導入していくかにも、今後注目したいと思います!

 
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by katoyasuko | 2012-01-21 13:47 | テック

iPadが教科書になる ー アップル流の教育改革

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Apple in Educationのスクリーンショット



 今日の話題は何と言ってもこれです。アップルがiPadを使った教育サービスを始めると発表しました!

 サービスの大きな柱は3つ。まずはiPadで電子教科書が取り込めるソフト、「iBooks2」をリリースし、ここから電子教科書が購入できるようになります。さらに、教材向け書籍編集用の無料ツール「iBooks Author(アイブックス・オーサー)」も無料でリリース。これで教育関係の出版社、および誰でも教科書を作成することができます。画像を見ていると、とてもサクサク、簡単に作れるように見えますね。最後に、世界中の大学の無料講座を見られるアプリ、「iTunes U」を発表しています。例えばスタンフォードの無料の物理のクラスの授業を見る事ができたりと、今のところ50万以上の講義、ビデオ、本などが無料で楽しめるようになっています。

 さすがインターフェイスも美しいですし、ワクワクしますねぇ。素晴らしい教育のリソースになると思います。今BLOGOSさんのページで、「教科書は電子化すべきか」という議論で意見を募集されていますが、これは電子化に向かう他無いような気がします。美術、科学など、特定の学科では特にそうです。

 iPad上の電子教科書では、生徒がオーディオ、ビデオ、写真などを楽しめるようになります。例えば美術の教科書では、世界遺産のビデオや写真を見ることができ、理科のクラスでは、地層の写真を見たり、火山の様子を実際にビデオで見たりすることが出来きます。私は中学生くらいのとき、美術のクラスで教科書の他に「図解」の教科書がありました。教科書に出てきたゴッホの絵を、図解の教科書で確認する…ということをやっていた訳です。しかし、そんなことをせずとも電子教科書であれば、すぐにiPad上でアートを確認できる。さらに動画も見られて、ノートも取れるということで、学生さんにとっても、教育の質の向上としても素晴らしいことだと思います。

 ただ、一つ疑問視されているのが、廉価版でも500ドル(日本では4万円5千円ほど)のiPadは、果たしてどれだけ学生に普及するのかということです。学校がインフラとして用意するにしても、アップルがどれだけディスカウントできるのか?もし親が準備するとしたら一人1台×子供の数が必要です。落として壊れてしまうことだって、ありますしね。教科書自体はかつて75ドルほどのものが電子版で15ドル以下になるという事が発表されていて、こちらは安くなりそうですが、ハードウェアはどれほど普及していけるのか?高所得、中所得であれば、問題なく買い与えると思いますが、低所得層だって多い訳で、そのあたりでどう普及して行くのか。

 それからサプライズだったのが、教科書販売を高校生向けからスタートさせたということです。事前の予測では、大学生向けの教科書販売になるだろう…と言われていました。もちろん大学生向けの教科書も今後整えて行く訳ですが、スタートは高校生の教科書です。恐らくアップルは若いオーディエンスから取り込んで行くことで、将来より大きな普及を見込みたいと考えているのではないでしょうか。今の高校生が大学生になる3年後には、iPadに慣れた学生が電子教科書を選択する…という感じになっているかもしれません。

 高校生と言わずとも、今iPadは幼児を持つ親に大人気で、親が子供に買い与えたいおもちゃとなっています。iPadにはお絵描きや、ゲームといった幼児用のソフトフェアがかなり多く、幼児や子供がじっと黙って一人で遊んでいてくれる。レストランなどで持たせておくと、最高なのだそうです。こうして、若いオーディエンスを上手く取り込んでいるアップルなので、子供・学生がアップル製品を愛用し、大人になった時、やはりアップルのコンピューターを使いたい…という事になる可能性は大きいですね。

 という言う訳で、ちょっと長くなってしまいました。とにかくアップルが仕掛けるデジタル+教育で、教育分野は素晴らしく飛躍しそうな予感です!


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by katoyasuko | 2012-01-20 13:37 | タブレット端末

セレブシェフ、レイチェル・レイが書籍+デジタルに挑戦

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 書籍に関しての、気になる動きです。セレブシェフ、レイチェル・レイがアメリカ最大の出版社ランダムハウスを去り、CBS傘下のSimon & Schuster Incの出版社の一つ、Atria Booksに移籍するとウォールストリートジャーナルが伝えています。
 
 この新しい出版社でレイチェル・レイが何をしようとしているかと言うと、料理本にQRコード(白黒の正方形の図形)を付け、タブレット端末で動画を見られるようにするそうです。料理本+デジタルにすることで、より面白い本を作ろうという試みです。

 レイチェル・レイは、アメリカで一番有名なセレブシェフと言っていいのではないかと思います。元々は大手スーパーのバイヤーだったのですが、フードネットワークという大手ケーブルテレビの料理番組で「30分で料理をつくる」というコンセプトで番組を持ちます。店舗で働いていた時、料理を作るのがめんどくさいと言う人達を多く見た経験が生かされているそうです。そこでもレイチェル・レイの番組は大人気で、今は主婦向けの全国テレビでトークショー番組をやっています。彼女は月刊のライフスタイル雑誌「Every Day with Rachael Ray」も持っており、こちらも大人気です。 日本で言うと、やっていることは栗原はるみさんなんかが近いでしょうか。

レイチェル・レイは料理の才能と、喋りの才能を同時に併せ持っていて、とにかく場を明るくしてくれます。40代の大人の女性ですが、本当にかわいいんです。男性、主婦、若い女性もみんなレイチェルが好き。(私も好き) 敵を作らない感じの人です。テレビを見ていると、野菜なんかを結構雑に切ったりしているんですが、すごく愛嬌があるのでまぁ良いかと思って見ています。レシピのほうも簡単でおいしいと評判ですよ。

 今まで3冊の料理本を出しているのですが、2008年に出版したものが21万部、2009年のものが10万部、2010年のものが15万部ずつ売れています。レイチェル・レイは、いまだ料理分野で一番のブランド価値があるシェフと言われいます。それでも料理本の一般的なトレンドとしては、デジタルとプリントを合わせた総数は減少傾向にあります。デジタルは伸びているものの、それでも全体としては下がっているようです。そこで、消費者に新しい経験を提供するということで、今回の書籍と動画で新しい取り組みをするそうです。

 私のような上手に喋れない書き手だと、動画セットは意味がないと思いますが、レイチェル・レイはとにかく見ていて楽しい人なので、動画の挿入は本当にいいアイディアだと思います。彼女の魅力は、本よりも動画のほうが、発揮できそうですし。次の本では10個ほどQRコードを埋め込み、料理の動画を見てもらえるようにするそうです。今のところBarns & Noble のNookとAppleのiPadで見れるようになると発表されています。

 今までDVDがついてくる本というのはありましたが、スマホやタブレットが普及しているので、QRコードのほうがより気軽に見れていいかもしれませんね。デジタルで書籍も活性化するでしょうか!?楽しみです。


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by katoyasuko | 2012-01-18 04:00 | テック

Amazonのインテリア商品販売に期待大!!

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 先週のことですが、Amazonがインテリア商品販売のウェブサイトを準備中と、TechCrunchで報じられています。(リンク: Amazon、世界制覇に向けた次の一手は室内装飾関連か(Casa.comドメインを取得))

 このまま行けば、赤ちゃん商品を扱うDiapers.comや、家庭用品販売のSoap.comと同じように、アマゾン傘下のインテリア用品販売ウェブサイトとしてスタートすることになりそうです。 個人的には、アマゾンが進めるインテリア商品販売ウェブサイトに期待大!!

 アメリカで室内装飾としてまっさきに思い浮かぶのは庶民的なIKEAです。しかしご存知の通り、IKEAはオンラインでの販売や配送にそれほど力を入れていません。ちょっとしたものを買いたいという時には、店舗に出向くのが基本です。安いのは嬉しいけど、ちょっとめんどくさい…。

 最近オンラインのインテリア用品販売で急進しているのが、フラッシュマーケティングの手法を採用しているOne Kings laneです。Fab.comと同じく、72時間だけインテリア用品をセールし、次々に色んなデザイナー商品を出してきます。こちらのウェブサイトは現在大人気で、1億ドル以上の売り上げを達成したと言われています。私もすごくはまっており、毎日チェックしているのですが、何せデザイナーものが多いので高い!しっかり配送料金が掛かるので、本当にたまにしか買うことができません。

 室内装飾関連に関しては、もう少しウェブに手頃な商品があったら良いなと思っていたので、Amazonが参入してくれれば、選択の幅が広がるはず。特にAmazonお得意の、お得な配送プランにも期待したいところです。

早くオープンしないかなぁ。
 

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by katoyasuko | 2012-01-17 08:18 | テック

ジャーナリスト加藤靖子のブログです。ニューヨークで日経ビジネス勤務を経て、フリーに。シリコンバレーから、テック情報を書いています。メールはmail@yasukokato.com 。Photo:Takahiko Marumoto
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Profile

加藤靖子。1982年9月11日東京生まれ、九州育ちの29歳。
中央大学在学中から、マガジンハウスの編集部アルバイトに明け暮れる。卒業後米Pace大学に留学。在学中にジャーナリストのアシスタントをしながら、フリーで原稿を書き始める。
卒業後、2007年末から日経BP社ニューヨーク支局勤務。ビジネス・経済誌「日経ビジネス」編集部で、大統領選挙、金融危機、自動車産業の低迷などをレポートし、刺激的な日々を送る。
2011年からサンフランシスコ郊外、シリコンバレーに引越し。フリーになり、「日経ビジネス」「日経デジタルマーケティング」などに記事を寄稿。
最近はすっかりテック系ニュースに目覚め、シリコンバレーでテック系イベントに出席したり、インタビューを行ったりしている。
最近のインタビューは、シェリル・サンドバーグ(Facebook COO)、ナビーン・セバデュライ(Foursquare共同創業者)、ガ・ワン(Smule共同創業者)など。

好きなことは料理、体を動かすこと、友達としゃべること、ファーマーズマーケットに行くこと。
仕事とプライベートをあまり区別せず、楽しく仕事をしています。

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