Pink Tech シリコンバレー

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広告代理店が「Catvertisingネコ広告」部門を開設!プローモーションビデオがバイラルヒット。(追記)

 

<訂正・追記>すっかり本当に始めたと思っていたのですが、企業プロモーション用のパロディーだったそうです。企業幹部が出演しているから、本当に始めたかと思ってました!すみません。本当にネコ広告あったらいいのに。

 カナダの広告代理店St.JohnがCatverting (ネコ広告)部門を開設するそうで、そのプロモーションビデオがバイラルヒットになっています。何でもこの会社、2008年から猫を使った動画を作り始めたそうで、「Ninja Stalking Cat」というビデオは世界でバイラルヒットしています。この広告会社によると、「ねこ動画は、信じられないくらい効果的なビジネスツール」で、「この分野は非常に伸びている」のだとか。

 そこでSt.Johnは、世界で始めてのネコ広告部門を開設。ネコ専用スタジオを作って、ライティングやフィルミングまで手がけるそうです。「多くの人は、ネコの動画を偶然撮れたものだと思っているけど、動画制作は緻密なプランニングが必要。さらに非常に長い時間をかけて撮影している」んだとか。Ninjya Catは私も見たことあるな。今2800万回以上視聴されているようです。ネコの動画って理屈抜きにかわいいから、フェイスブックとかでシェアしたくなりますよね。

 このシリアスなプロモーションビデオに、オフィスで飼われているネコが登場するのがなんともかわいい。「人はもう広告は見たくない。見たいのはネコの動画だ。」て言ってらっしゃいます。


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by katoyasuko | 2011-12-07 06:39 | 動画

若者はどこへ行くーアメリカの若者は移住を計画

 投資週刊誌バロンズのオンライン版で「The Great Escape」(若者たちの大脱走)という記事が出ており、すごく興味深く読みました。日本のWSJでも公開されていたのですが、有料会員のみの記事なので、もし英語でも読みたい人はこちらを読んでみてください

 アメリカの経済が低迷する中で、アメリカの若者たちがよりよい機会を求めて、海外へ移住を希望する人が増えているというのです。調査会社、American Waveが行った調べによると、2005年から2007年の間で、移住を計画していると回答した人は、平均で1.4%。その後2009年の金融危機後に行った調査では、移住を計画している人は0.8%まで下落しました。筆者は、この時期アメリカ人はリスクをとらず、保守的な姿勢をとる人が増えた結果だろうと分析しています。そして2011年、移住を計画している人は2.5%にまで上昇しました。

 筆者によると数字を押し上げる要因になったのが、25歳から34歳までの年齢グループで。5.1%が移住を計画していると答えています。この層は、アジア、ラテンアメリカなどへ興味を示していて、仕事とエキサイティングなことを見つけられるのであれば、どこへでも行くという姿勢だったそうです。また、今崖っぷちのヨーロッパにはあまり興味がないと答えています。ちなみに18歳から24歳のグループですが、まだ学校に通っていたり、大学を卒業したものの景気の低迷で仕事を見つけられなかったりと、まだ意気消沈している状態。移住の計画を立てられる状況ではないと解説しています。ただこのグループも、移住に興味はあるという結果がでています。

 「アメリカンドリーム」はもう消えたと言われて久しいですが、やはり瞬発力のある若い層から移住を選択肢に加えています。今までの流れとして、アメリカへの移民の数が下落していることは様々なメディアで指摘されていました。私自身も2009年だったか、移民が減っており、アメリカがその輝きを失いつつある…という記事を書いたことがあります。長い間、有能な人材を集めることができていたアメリカでしたが、その求心力はどんどん弱くなってきています。

 さて、この記事の筆者は66歳だそうで、最後のまとめとしてこんなことを書いています。「私たちの世代は、負債という大変な重荷を次の世代に残してしまった。もちろん若い人たちはニュースを読んで、大きな債務があるということに気づいている。しかし、もし彼らが望めば、アメリカを世界経済で成功に導くために手助けをしてくれるかもしれない。でももし若者たちが、今後アメリカを助けるのではなく、債務を見捨てて機会を見出すためだけに移住してしまったら?」という風に書いています。

 この問いかけは、日本の状況にも共通するのじゃないかなと思います。今日本では、「若者は内向き志向」という定説が実は間違いだったということが徐々に語られています。詳しい資料はリクルートさんのものとか
My Life After MIT Sloanのブログ
で議論されているので、興味のあるかたは読んでみてください。

 日本人がアジアへの留学するケースも増えているようですし、やはり、若い人がより良い機会を求めて移住するというのは、万国共通のようです。「もっと外を向け!!グローバルで活躍できる人材に!」と叫ばれています。もちろん内需がしぼんでいるので、海外で富を生み出して、日本に恩恵をもたらしてくれる人の育成は欠かせません。しかし海外に行った後、そこが魅力的な場所であれば、日本に背を向けてしまう人が増えるということも考えられるのです。

 日本ではグローバルな人材が働きたいと思うような環境はまだまだ整っていないように思います。My Life After MIT Sloanのブログでおしゃっている通り、留学した人たちは、日本の就職活動のシステムの中で不利に立たされることが多いです。

 また、恵まれた環境からシリコンバレーで起業したいという若い日本人も増えているようです。シリコンバレーで起業すれば、最初から世界を見据えて展開するわけですし、素晴らしいことです。しかしながら本来なら、日本でもグローバルなサービスや技術を生み出すような起業家が生まれるよう、環境を整えてあげるのが理想だと思います。今のところ日本では失敗した人に対して非常に厳しい風潮があるので、起業するのもこちらのようにいかないようです。

 「内向き」とか「元気がない」とか何かと叩かれることの多い若い世代ですが、Great Escapeの筆者が言っているように、国債や年金を見捨てて移住してしまう可能性だってあるわけです。アメリカの若者は、すでに移住という選択肢を考えはじめています。日本が優秀なグローバル人材をひきつける求心力を持つことも、今後の課題になるんじゃないでしょうか。
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by katoyasuko | 2011-12-06 09:47 | 働き方

リサーチ・イン・インモーションのモメンタムに陰りが

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カナダのリサーチ・イン・インモーション(RIM)がタブレット端末の値引き販売などが影響し、9~11月期に4億8500ドル(約377億円)を損失金として引き当てたと報じられました。WSJの記事はこちら

499ドルで売られたタブレット端末Playbookですが、アマゾンがタブレット端末キンドル・ファイアをなんと199ドルで売り出してしまったものだから大変。年末商戦にあわせて慌てて199ドルまで出血大赤字の値引きを実施した…というわけです。鳴り物入りで発売された割には、売り上げが悪く、幹部も真っ青…の事態になっております。

4月に投入してから売り上げは、3~5月期に50万台、その後、20万台、15万台と台数が推移。当初予測していたものよりずいぶん悪い数字で、在庫が積みあがっているそうです。ちなみにOSはBlackBerry PlayBook OS です。

タブレット市場は今、メーカーによって明暗がはっきりと現れています。記憶に新しい負けチームと言えば、HP。WebOSを載せた「タッチパッド」を発売したかと思えば、発売からなんと48日で発売を中止しました。

タブレット端末という新しい市場では、勝者総取りになってきています。
ちなみに絶好調のアップルのiPadの最近の四半期ごとのタブレット端末売り上げ推移は、470万台、930万台、1110万台です。

もうひとつ勝ち組といえばやはり、アマゾンが販売しているAndroidOSを載せたキンドル・ファイアです。台数は発表していないものの、サンクスギビング後のブラックフライデーとサイバーマンデーでは好調な売り出しと報じられています。

以前、ハーバード大ビジネススクールのデイビッド・ヨフィー教授にインタビューした時、「モバイルOSをいち早く制することが、より重要になってきている。それによってどのようなアプリケーションを得られるかもずいぶんと変わってくるし」とおしゃっていました。

スマートフォンでOS一時期強力な地位を気づいたRIMは残念ながらタブレット市場では苦戦しています。タブレット端末は今iOSかAndroidが善戦。これから宝の山になりそうなモバイル分野ですので、まだまだ面白い商品が見られるのではないでしょうか。

と、ここまで書いて、数字をちりばめて原稿みたいなブログ記事を書いてしまったことに気づきました。
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by katoyasuko | 2011-12-04 13:42 | シリコンバレー

サムスンがアップルファンに喧嘩売ってるCM



サムスンギャラクシーS2の新しいCMです。新しいiPhoneの発売日に、何時間も掛けて行列を作るヒッピー達。そこにぴかぴかのギャラクシーS2を持っている人が現れて、アップルファンたちが、「すげー携帯だな」と感動する…みたいなCMです。アップル信者は極度にヒッピーというところを突いていて、若い男性が「僕はクリエイティブ系だからサムスンの製品は無理」と言うと、友人が「お前ただのバリスタだろ」と突っ込むジョークもあり…。

でもこのCMどうなんでしょう?自分がヒッピーでアップルを持つことにステイタスを感じている人がこのCMを見ても、なんとも思わないのでは?逆にやっぱりサムスンはダサイなぐらいじゃないでしょうか。
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by katoyasuko | 2011-12-03 10:27 | テック

私の英語習得方法ーメンタル編

 英語の勉強のことだったら、割と気軽に書けるかなと思ったのですが、考え出すとやっぱり英語の勉強って深いですね。その人の人格や興味によって、勉強法って違うと思うので個人記になってしまうのですが、参考になるかもしれないので書いてみます。

-卑屈な学生時代-
 私が英語の勉強を始めたのは、ちょうど20歳の時です。留学を意識していたので、21歳の時に本腰を入れて勉強し、TOEFLのスコアを取り、大学に入りました。勉強の方法についてはまた別にしますが、スコアは大学に入れるレベルとされていたので、これでひとまず大丈夫だと思っていました。

 しかしびっくりしたのはアメリカに来てからです。全然喋れませんでした。本当は喋れたんじゃないの?と思われるかもしれませんが、何というか、自分が思い描いていた姿と全然違いました。私が考えていたのは、教科書を持ちながら友人たちと楽しくおしゃべりする…ビバリーヒルズ青春白書みたいな学生生活です。しかし私は話を振られても、極度に緊張して「アァ~、アァ~、エ~」と言って、どもることしかできませんでした。会話ができたのは、同じレベルの韓国人や台湾人の子達です。心強くはありましたが、理想と現実のギャップにすごく落ち込みました。

 そこから勉強していって、色々と解決するわけですが、今振り返って思うとメンタル面で自己反省をする部分が多いです。私の一番の問題は、自分のいらないプライドが邪魔をして、なかなか人と喋ろうとしなかったこと。しゃべれないだけなら良かったのですが、上手く会話を運ばせられないと落ち込んで、卑屈になっていました。その卑屈な感じは、きっと会話の中にも出ていて、今考えると一緒に喋った人に悪いことをしてしまったなぁと反省しています。

 以前友人が「日本人の駐在員は、エリートだから、初めて壁にぶつかって英語を喋りたがらないのよ」と言っていました。でも、私もその気持ちは分かります。私は非エリートですが、五体満足に生まれてきて、学校で勉強や運動をおそらく平均以上のところでいつもできていました。しかし、アメリカに来たとたん、平均以下どころか15点くらいの会話能力で幼児のように喋ってしまうわけです。これは落ち込みを通り越して、衝撃の体験ということになります。

 今振り返って思うのは、会話というのはコミュニケーションなので、相手のことを理解しようとする態度とか、相手のことを支えてあげようとする言葉とか、そういったことのほうがより重要です。自分のプライドは脇に置いて、相手の話をにこやかに聞く(へらへらしてはいけません)、分からないことがあれば聞くような態度で臨むべきだったと思います。それから、分からない場合というのは、割と背景を聞けば分かる場合というのが結構あります。例えば会話全体でわかんないなーと思ったとき、よくよく聞いてみると知らないドラマの話だった…みたいなことは多いです。

-英語はコミットメントー
 どれくらいの期間勉強すれば、英語ができるようになるか気になると思います。私の場合、それほどストレスなく、きちんと会話できるなというレベルに達するまでアメリカに来てから4年掛かりました。これは個人差があるのでなんとも分かりませんが、他の人はどうなんでしょうか…。といっても今でも勉強中です。ネイティブでない限り、英語の勉強に終わりはありません。

 先ほど言ったように、来たばかりの時の英語はひどいものだったのですが、次第にマシになっていきました。英語の伸びを折れ線グラフで例えると、直線で停滞状況が長く続いた後、ふわっとちょっとだけ上がり、また停滞状況が長く続いた後、ふわっと上がり…を繰り返すような感じです。なので、途中でさじを投げたくなるのですが、停滞期間のあとに必ず「ブレイクスルー」があるので、そこまで忍耐強くやることだと思います。それをずっと続けることによって、英語の実力が上がります。

 できるだけ早く英語ができるようになりたい!と思うのですが、私が大学のときに英語の先生から言われたのは「より英語の海の中で泳いだ人が、英語をモノにすることができる」ということでした。一応英語を一通りやった今、やはりそうだったなぁと思っています。ですので、あまり焦らず、長い目でコミットメントすることだと思います。

 もちろん、若ければ若いほど吸収が早いのは確かです。私もアメリカに来たばかりのとき、高校からきている人がうらやましかった。しかし、すこし時間が多くかかるかもしれませんが、遅すぎるということはありません。時間を掛けただけ、確実に英語の「ブレイクスルー」を感じられます。

 具体的な私の英語習得方法はまた次回書きますね。
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by katoyasuko | 2011-12-01 13:47 | 英語

ジャーナリスト加藤靖子のブログです。ニューヨークで日経ビジネス勤務を経て、フリーに。シリコンバレーから、テック情報を書いています。メールはmail@yasukokato.com 。Photo:Takahiko Marumoto
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Profile

加藤靖子。1982年9月11日東京生まれ、九州育ちの29歳。
中央大学在学中から、マガジンハウスの編集部アルバイトに明け暮れる。卒業後米Pace大学に留学。在学中にジャーナリストのアシスタントをしながら、フリーで原稿を書き始める。
卒業後、2007年末から日経BP社ニューヨーク支局勤務。ビジネス・経済誌「日経ビジネス」編集部で、大統領選挙、金融危機、自動車産業の低迷などをレポートし、刺激的な日々を送る。
2011年からサンフランシスコ郊外、シリコンバレーに引越し。フリーになり、「日経ビジネス」「日経デジタルマーケティング」などに記事を寄稿。
最近はすっかりテック系ニュースに目覚め、シリコンバレーでテック系イベントに出席したり、インタビューを行ったりしている。
最近のインタビューは、シェリル・サンドバーグ(Facebook COO)、ナビーン・セバデュライ(Foursquare共同創業者)、ガ・ワン(Smule共同創業者)など。

好きなことは料理、体を動かすこと、友達としゃべること、ファーマーズマーケットに行くこと。
仕事とプライベートをあまり区別せず、楽しく仕事をしています。

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