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カテゴリ:テック( 23 )




カミソリ刃の定期購読サービス「ダラーシェイブクラブ」

 ソーシャルメディア界隈で話題に話題になった、カミソリ刃の定期購読サービスをしてくれる「ダラーシェイブクラブ」カリフォルニア州サンタモニカで始まったEコマースのスタートアップです。

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 ひげ剃り用のカミソリって、皆さんどうされてるんでしょうか? 日常使うものですが、ドラッグストアで値段を見ると結構な値段がしますよね。ダラーシェイブは、カミソリ刃を毎月届けてくれるサービス。2枚刃5パックで月1ドル(約80円)、4枚刃4パックで月6ドル(約500円)、6枚刃3パックで月9ドル(約720円)で送ってくれます。オーダーをすると、刃の部分ではなくて本体部分も無料で配送されます。

 ここのスタートアップがユニークなのは、YouTubeのビデオがバイラルになって、有名になったというところです。CEOが登場する、ユニークな動画を作っています。ちょっとP&Gのオールドスパイスマンのキャンペーン動画を彷彿とさせます。まだスタートして数週間しかたっていないのですが、YouTubeビデオはもうすでに400万回以上視聴されています。同社は会員数を発表していませんが、48時間以内に1万2千人がサービスにサインアップをしたとのこと。

 日常の必需品であるカミソリを送ってくれるというのは非常に便利だと思います。しかし価格を計算してみると、まぁアマゾンでまとめ買いするのとそれほど変わらなさそうです。私の予想ですが、結構カミソリ刃を長めに使っている人は多いのじゃないでしょうか。それでかなりお金はセーブできますよね。

 ということになると、ダラーシェイブクラブの良さは便利さと、マーケティング、そして何となく面白みがあるというところかなと。これからどうなるか分かりませんが、投資も上手くいっているようですし、駆け出しとしては素晴らしいスタートを切っています。

 余談ですが、私もアマゾンの定期購読サービスを使って、ヘアトリートメントを買っています。好きなブランドのものを切らしてしまって、ドラッグストアやコンビニで買うと高いんですよね。ですので、送って貰えるし、安いし気に入っています。私のようなずぼらなタイプの人間には、日用品を定期購読にするサービスはやはり需要がありそうに思います。女性だったらストッキングやタイツを定期的に送ってくれるなんていいんじゃないでしょうか。


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by katoyasuko | 2012-04-13 15:55 | テック

Next Issue Mediaがデジタル雑誌の読み放題を開始!

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 米出版社のジョイントベンチャーである「Next Issue Media」が、タブレット端末向けのニューススタンドアプリ雑誌の読み放題を開始すると発表しました。もともとNext Issue Media は、アメリカの大手出版社コンデナスト(Condé Nast)、ハースト(Hearst)、メレディス(Meredith)、ニュースコープ(News Corp)、タイムインク(Time Inc.)が新たな電子雑誌販売の経路として立ち上げていたものです。現在雑誌の売り上げに置けるデジタルの割合は1%ほど。モバイル向けに新規開拓をしていこうとする出版社の意気込みは感じられます。

 今回発表されたのが、雑誌の読み放題のサービス。借り放題DVDサービスの、ネットフリックスの雑誌版というところでしょうか。提携した大手出版社が抱える人気雑誌32タイトルが読めます。例えば、Elle、In Style、エクスワイヤ、Fortune、Sports illustrated、ニューヨーカー、タイムなどの人気の雑誌など、タイトルはすごくいいですね。月間の雑誌だけを読む場合は月10ドル、例えばタイムやニューヨーカーなどの週刊雑誌も読みたい場合は月15ドルの料金です。

 現在は残念ながらアンドロイド向けの提供のみ。iPad向けアプリは今年の夏頃リリースするということになっています。Next Issue Magazineのサイトに行くと、現在は30日間の無料お試し期間を設けているようです。

 気になるのは、これを購読した人がどのようにコンテンツ消費をするのかということです。32タイトル雑誌があっても、どれも毛色の違う雑誌ですし、全てを読むということは時間的にも無いでしょう。

 私個人的には…。今Time、Economist、House Beautiful、Martha Stewart Livingを購読しているので入っているのはTimeだけですね。魅力的だとは思いますが、今のところ会員にはならないかな。

 今までの雑誌の読み方と違いすぎて、このビジネスがどういう方向へ向かうのか正直見当がつきませんが、やっと出版社が本腰を上げてデジタル雑誌の新しい試みを始めだしたと言う点にはかなり注目できますね。
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by katoyasuko | 2012-04-04 15:23 | テック

ジェシカ・アルバのスタートアップが2600万ドルを調達


 女優のジェシカ・アルバがスタートした、ベビー用品サイトHonest.com が2700万ドル(約20億ほど)を調達したとMashableで伝えられています。

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 このEコマースサイトが扱うのは、安心・安全を考慮したベビー用品。男の子か、女の子か、何ヶ月の赤ちゃんかなどのデータを基に、カスタマイズしたパッケージを作って毎月消費者に宅配するサービスです。野菜の宅配会社の、赤ちゃん用品版ですね。有害物質を仕様していないおむつやお尻ふきなど、全てオリジナルブランドのものです。

 ジェシカ・アルバの他に、「ヘルシーチャイルド・ヘルシーワールド」という非営利団体のCEO、クリストファー・ギャビガン氏が共同創業者になっています。ジンガ、Twitter、リビングソーシャルなど、人気のウェブサービスからからも投資を受けています。

 セレブプロデュースの香水や、家具など色々今までありましたが、最近はセレブがテック業界に投資をしたり、経営に参画したりというパターンが非常に増えています。セレブはTwitterに多くフォロワーを抱えていたり、元々一般消費者に非常に影響力があるので、こうしたEコマースに集客するのにも相性がいいですね。ジェシカ・アルバは綺麗だし、絵になるなと思いました。

 私は子供がいないので、Honest.comのおむつのセットが高いのか安いのか分からなかったのですが、もちろん気を使った素材だと普通のものよりは高いはずですよね。お金にある程度余裕のある人向けかな。人気が出るかは、もう少し様子見をしたほうがよさそうです。

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by katoyasuko | 2012-03-25 16:20 | テック

履歴書はなく、自己紹介動画で勝負する「インターン・スシ」


 米ソーシャルメディアニュースMashableで見つけたウェブサービス、「インターン・スシ」を紹介します。これは、インターンを探している学生向けに、インターンの求人募集を掲載するサービスです。ユニークなのは学生が、自己紹介動画をアップロードしてインターンに応募ができるところです。特にインターンの職を得ることが難しいとされている、メディアやアート、映画や音楽業界などを中心にマッチングしていくそうです。
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 将来見通しが厳しい産業と言われていますが、メディアや広告、アート業界などは未だに募集人数の少なさから業界に入るのがかなり難しい分野です。インターンで足がかりを作ろうと何度履歴書を送っても、埋もれてしまう可能性が高いのです。「インターン・スシ」は1分の自己紹介動画をアップロードできるようになっています。履歴書の代わりに、大学などの情報を書き込み、動画と共に見てもらいます。自己アピールが上手い人にとっては、良いチャンスですね。

 更にプレミアム会員のサービスがあります。これは月9ドル(約720円)で、他の学生よりも48時間早くインターンの応募ができるようになり、担当者に動画を見てもらう可能性が高まるそうです。現在は1300の会社が参加。ワーナーミュージックなどが大きな会社の一つになっています。

 それにしても、最近会社の名前に日本語を付けるスタートアップが目立ちますね。以前スマートテレビのセットトップボックスROKUに取材に行ったのですが、日本語の名前の由来は社長が日本語ができて、6つ目の会社なので「ROKU」なのだそうです。

 インターン・スシの名前の由来はウェブにこんな風に書いてあります。「スシを食べるとき、どの寿司屋で食べるのかや鮮度の良いものにこだわるでしょう。インターンも、そんな風にこだわって選びたいはずです。雇用主がどんなインターンを選ぶかも、インターンがどこで仕事をするのかもスシを選ぶようなこだわりがあって良いはずです。」

 ごめんなさい、ちょっとこの解説は私には多少意味不明に思えたのですが。うーん。大将に良いネタを聞きながらスシを選ぶみたいに、企業は活きのいいインターンを選んでくださいね。みたいな感じなんでしょうか。学生も、良さそうなスシ屋を選ぶみたいに、楽しそうな企業を見つけてね。でしょうか。つまりインターンの築地的な?

 まぁスシはアメリカではさすがにみんな知っていますし、そこまで追求することもないですね。悪い名前ではありません。というわけで、アメリカでインターンを探しているようなかたがいたら、チェックしてみてください。




 
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by katoyasuko | 2012-03-23 14:05 | テック

盗撮映像をネットで公開。同性愛者の自殺にまつわる判決


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(WSJのキャプチャー画像。写真は被告のラビ氏)

 先週末大きく報じられていたのが、10代の同性愛者だった男性の自殺をめぐる裁判の判決。ニュージャージー州ラトガー大学の寮で、同性愛者だったタイラー・クレメンティ氏のセックス・シーンをウェブカムで盗撮していたダーラム・ラビ氏が有罪になったと伝えられました。盗撮を知ったクレメンティ氏がワシントン・ブリッジから投身自殺した為、2010年メディアで大きく取り上げられていたのです。

 2010年、当時大学の一年生だったクレメンティ氏とラビ氏は、ルームメイトとして寮で一緒に住んでいました。

 ある日クレメンティ氏はネットで知り合った30歳のボーイフレンドを寮に呼び、ルームメイトであるラビ氏に自分たちだけで部屋を使わせて欲しいと頼んでいました。ラビ氏は二人が部屋を使う前にウェブカムを起動し、盗撮。インターネットで公開していました。さらにツイッターで何度も友達に盗撮動画を見るようツイートを繰り返しています。

 クレメンティ氏は、盗撮されていたことに気づきワシントン・ブリッジから飛び降りて自殺。ゲイに対する差別犯罪という見方もあり、非常に大きく報じられました。
 
 今回ラビ氏はプライバシーの侵害や、差別犯罪(ヘイト・クライム)を含む15の罪で起訴されていました。有罪が確定すれば差別犯罪最高で10年の禁固刑の可能性があります。有罪ということになりましたが、ラビ氏は控訴を申し立てることを決めたそうです。

 実はこの事件、当初ラビ氏は司法取引をオファーされており、もしそれを受けていれば禁固刑にはならなかったそうです。司法取引と実際に裁判に臨んだ場合の結果が違いすぎて、この司法取引にも驚きますが…。

 この裁判の焦点になっているのは、「同性愛者への偏見からくる差別犯罪」「ネットいじめ」の問題です。特に同性愛者への偏見というのは、立証も難しいですし、私も全てを追っている訳ではないので判断はつきません。クレメンティ氏側の弁護人はゲイに対する差別犯罪であると主張していますが、ラビ氏のほうはゲイに偏見はなく、30歳の男性が部屋に来る事に神経をとがらせていたと反論しています。

 「ネットいじめ」のほうですが、ラビ氏の弁護人はいじめではなかったと主張しています。「ラビ被告には同性愛者に対する偏見は一切なく、いじめはありませんでした。コンピューターやツイッターを使ったいじめもない。被告はクレメンティ氏を辱めたことも笑いものにしたことはなく、ましてや悪口を言ったこともありません。」と主張しています。このコメントにはもう何と言ったらいいものかと感じてしまいました。悪口を言われたり、普通にいじめられたほうがインターネットにセックス動画を流されるよりもよほどましですが、アホでしょうか?これがいじめでは無いと言えば、何がいじめになるのでしょうか?ラビ氏の動機は、未熟な学生がやりすぎてしまった為だと主張しています。

 インターネットでビデオを流して笑いものにし、ツイッターで友人に広め、ウォッチ・パーティーまで企画するなんて、普通のいじめよりも卑劣で悪徳でしょう。ましてやツイッターをやっていたラビ氏なので、SNSを使った情報拡散のパワーは本人が重々承知していたはずです。

 少し前の話なので、思い出すこともなかったのですが、家族やボーイフレンドなどがコメントしているのを読んで暗い気持ちになってしまいました。





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by katoyasuko | 2012-03-20 16:06 | テック

モバイル端末決済Squareを使ってみた


日経ビジネスDigital速報に、「オバマ対ロムニー、究極の集金戦争」ーモバイルクレジット端末で、「草の根」資金を総ざらいという記事を更新していただきました。

 それに当たって色々とSquareというサービスを使ってみたのでご紹介したいと思います。まず、Squareとはモバイル端末をクレジットカードの決済機に変えてしまうサービスです。クレジットカード決済機と言うと、クレジット会社と契約したり、端末機を購入したりと煩わしいことが非常に多かったのです。しかしこれがあれば個人が簡単にクレジットカードでの支払いを受けることができてしまいます。

 個人がどれだけ簡単にSquareをつかうことができるのか。実際に使ってみることにしました。まずはSquareのアプリをダウンロードします。その後自分の名前、ソーシャルセキュリティー番号、銀行の口座番号などを入力し登録を済ませます。現在までのところ、こうした情報がなければいけない。つまりアメリカにいる人しか使えないという訳ですね。諸々登録には5分も掛かりません。そして登録が終われば、Squareがカードリーダーを発送してくれます。待つ事だいたい1週間ほど。

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 届きました。カードリーダーと言っても、あっけないほど小さな普通郵便です。しかし封筒もお洒落でスマートな感じ。非常に軽いです。そして中身は本当に小さな500円玉弱のカードリーダーと、Squareのシールがついています。
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これをモバイル端末に付け、アプリを起動すればもうクレジットカードの読み取り機として使えます。あまりの簡単さにびっくりしてしまいます。大昔、小さな企業でアルバイトしていた時に、クレジット端末の導入を担当したことがあるのです。そのときは契約する業者選び、そしてクレジット端末選び、契約とすごく煩わしかったのを覚えています。Squareはそれと比べると驚くほどシンプルで簡単です。

 例えばどんな時に使えるか?例えば私が手芸品を売っているとしましょう。クレジットで買いたいという人がいれば、その場でカードをスワイプし、販売することができます。他にも個人でレッスンの講師をしている人、アートを売る人など、個人販売をしている人には非常に力強いツールになるのではないでしょうか。

また便利なのが、レストランで大人数の支払いの時です。例えば10人でレストランに行き、ワインを頼んだ人、ほとんど何も食べなかった人がいたとします。アメリカでは現金を持ち歩かない人が多いのですが、10人全員がレストランにクレジットカードを出してしまうと迷惑がられます。Square保有者がレストランに支払い、友人からSquareを通してお金をもらう…こういう使い方ができる訳です。クレジットカードで支払いをした人は、SMSかEメールでレシートが貰えるというところも便利ですね。
 
 個人以外ではどういうところが使っているかというと、カフェやタクシー、ファーマーズマーケットなどでみかけます。広報のかたにお話を伺ったのですが、Squareを使っているカフェを指定して下さいました。お洒落なカフェですね。Squareはサクサク動きますし、シンプルなので初めての人でも迷わず使う事ができます。

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  現在出荷台数は80万台ですが、大した宣伝は見かけないので使っている人は情報に敏感な人だと推測しています。使い心地も良いですし、もう少し口コミが広がれば潜在的なユーザーというのはかなり大きそうです。
 最近は大きな中抜き企業を通すことなく消費者間でビジネスができるプラットフォームが非常に整って来ていますが、Squareのサービスも個人業者の障害となっていた問題を本当にスマートな形で取り去っていると思います。このサービスはCtoCサービスの可能性を非常に明るくしますね。

 
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by katoyasuko | 2012-03-07 15:40 | テック

トレンド:子供のおもちゃもデジタル化


ニューヨークタイムズが、子供のおもちゃのデジタル化を伝えています。私の子供の頃のおもちゃと言えば、ドンジャラやホッピング、シルバニアンファミリーなどでした。(懐かしい…。若い人は知らないかもしれませんね。)

 現在は、おもちゃもデジタル化・テクノロジー化していて、昔ながらの子供のおもちゃにひとひねり加えたようなものが続々と登場しているそうです。

 女の子に人気の人形Barbieは、ボディーに動画が取れるカメラを装着。撮った動画はコンピューターにアップロードしたり、友達とシェアしたりすることができます。
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(写真はhttp://www.barbie.com/videogirl/のキャプチャ)
 
 そしておもちゃ大手のHabroが販売するボードゲームのGame of Life(人生ゲーム)は、ルーレット部分にiPadを装着するバージョンを発表。ルーレットは昔ながらのルーレットの音が出るようになっています。

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 Spin MasterLtdは、スマートフォンを装着するおもちゃのプラスチックガンを販売。スマホの画面には拡張現実(AR)アプリを使い、倒すべき敵が現れるようになっています。画面を見ながら、プラスチックガンを打って遊びます。

 非常にハイテクですね。今の子供達は小さいころからコンピューターデバイスを触っているので、デジタルおもちゃも難なく使いこなせそうです。

 ただ記事中にもあるのですが、どうしても値段が昔のおもちゃに比べて高価になってしまいます。例えばバービーは通常25ドル(約2000円)のところを、カメラ付きだと50ドル(約4000円)になります。またタブレット端末を装着するようなものは、そういった高価なスマホやタブレットを持っているということが前提です。記事中ではアナリストがiPhoneやiPadという高価なデバイスを装着するおもちゃは、潜在的ユーザーが限定的だとしています。

  子供を育てる親にとってはどれだけ子供がコンピューターと付き合うべきか悩むこともありそうです。できれば子供の想像力を伸ばすような遊び方をしてほしい人は多いはず。そうなると、ずーっとデジタルおもちゃで遊ばせておくのも悩むところです。

 こうしたデジタルおもちゃは去年のクリスマス商戦の頃あたりから目立つようになってきており、まだまだ新しいトレンドです。果たしてデジタルおもちゃは子供の支持を受けるのでしょうか?注目しておきたいと思います。



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by katoyasuko | 2012-02-28 17:38 | テック

オンラインのソーシャル・ファッション福袋サービス「Little Black Back 」

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 テッククランチで、ファッション販売のウェブサービスを行うLittle Black Backが275万ドルの増資と伝えられました。私もはじめて知ったサービスなのですが、タイトルにある通り、新しい形のファッション福袋サービスを提供しているスタートアップです。テッククランチにも、日本のショッピングコンセプト”フクブクロ” を提供する会社と説明がありますが、福袋自体、アメリカには今までなかったコンセプトです。Little Black Backのウェブサイトはこちら。

 さて、早速使ってみたのですが何が新しいかと言うと、まずは商品の提供の仕方。普通はデパートやブランドが福袋の中身を選びます。しかしリトルブラックバックは、ユーザーへの質問をベースに好みのスタイルを分析し、その結果に合わせて福袋の中身を用意します。

■ユーザーの好みに福袋をカスタマイズ

 ユーザーへの質問は6ステップ。「ヒップスター」「ギャル」など、まずはスタイルの質問。その後も次々と、バックなら6種類の中からどれが好きか、といった質問に答えます。その質問のプロセスでリトルブラックバックは大体のユーザーの好みを把握しているという訳です。
 
 もう一つの特徴が、それぞれの福袋がカスタマイズされた後、ソーシャルに福袋の商品を交換できるところ。他のユーザーの福袋の中身を見る事ができ、交換したいものがあれば、オファーを出し、承認されれば交換して貰えます。福袋にはだいたい2つ〜4つのファッションアイテムが入ります。福袋は定期購読で 60ドル(約4800円)か、50ドル(約4000円)だそうです。

 良いなと思ったのは、購読とは言っても気に入らなければスキップできること。キャンセルも途中で出来るし、60日以内であれば交換や返品ができるのいいですね。すごく面白いコンセプトとは思うのですが、「断捨離」ブームだし、どれほど欲しいと思うアイテムが入っているか、お得感があるかがキーになりそうです。


 
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by katoyasuko | 2012-02-02 16:40 | テック

食べログのドクター版!医者の予約サービスZocDocが大躍進

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 健康系のガジェットやソフトウェアが続々と出てきており、医療のIT化が進んでおりますが、またちょっと違った医療系ウェブサービスが人気を集めています。ZocDoc(ザックドック)はニューヨークを本拠地とする、医者の予約ウェブサービス。2007年から始まったサービスですが、今では月におよそ80万人の利用があり、昨年の4倍の伸び。人気サイトに成長しています。
 
 使い方はいたって簡単です。歯医者、外科など、医者の専門を選択し、郵便番号を入れます。さらに、アメリカでは個人別で健康保険のプランが違うので、自分の加入している保険を選択。そうすると、自分の地域の医者を一覧できるようになります。さらにザックドックのシステムを使って、電話をせずとも簡単にウェブで予約ができるというサービスです。

■食べログのドクター版

 確かにどの医者に行くかは、迷うことが多いですよね。雑誌の医者ランキングや、タウンページを見たって決められないことが多いです。このサイトでは、ザックドックのユーザーのレビューが最高星五つとして表示されます。つまり食べログの医者版として、レビューを見ながら医者を決められるのも魅力です。また、病院と言えば9時ー5時でしか予約できないイメージですが、このウェブサービスであれば24時間いつでもオンライン予約が可能です。

 ただし、全ての医者が登録されている訳ではありません。加入を決めた医者がザックドックに月250ドル(約2万円)を払って登録しています。一方でユーザーは無料で利用でき、登録している医者の中から検索できるという仕組みです。医者のメリットとしては、このサイトを使って新規顧客の開拓ができること。さらに簡単に予約して貰えるため、効率的に診察を行うことができます。例えばキャンセルが出たときザックドックに加入していれば、駆け込みの患者を見込むこともできるという利点があります。

 もちろんスマートフォン対応で、パソコンでもスマホでも使う事ができますよ。現在アメリカの14都市で展開中。これからも大きくなっていくようです。うーん、便利ですねこれは。



 
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by katoyasuko | 2012-01-31 11:14 | テック

「しゃべり過ぎ?」「息が臭い?」上手くいかなかったデートの理由を知るサイト

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 デートをして、楽しかったと思ったのに、相手から連絡が無くなる…。そんなとき、一人で考え込んでも理由は分かりません。WotWentWrong.com(What went wrong?どこがいけなかったの?のモジリ)はそんな悩みを解決するウェブサービス。デートの相手にリクエストを送り、WotWentWrongのフォーマットを使って、簡単にデートのフィードバックをしてもらえるサイトです

 デートの相手は、話し上手だったか?魅力的だったか?…といった5段階評価の色んな質問に答えます。そのあと、更に細かく相手の駄目な所を伝えてあげることも出来ます。WotWentWrongが用意しているテンプレートの中から、どこが良くなかったかをクリックして選択。さらにコメントを付けて、詳細を加えてもオーケーです。

 確かに建設的ではありますけど、書く人によってはキツいフィードバックになりますよね。例えば、「太り過ぎ」「息が臭い」「自意識過剰」「しゃべり過ぎ」なんていう選択もあります。こんなフィードバックにコメントまで付けられたら、次の日寝込みそうです。
もちろんフィードバックをリクエストされた人は、「やりたくない」という事も可能で、強制ではありません。

 このウェブサービスはオーストラリアが本拠地。気になるビジネスモデルですが、将来的にフィードバックに広告を付けるようなモデルを考えているそうです。例えば「息が臭い」というフィードバックを貰った人には、ブレストケアの商品の広告。「太り過ぎ」と言われた人にはダイエット商品の広告。「性格がキツい」と言われた人には、自己改革のセミナーの広告…という感じにしていきたいそうです。

 毎日テクノロジーのニュースを見ていると、まぁよくもこんなサービスがあるもんだと思いますが、このサイトも凄いですね。普通の恋愛というよりは、婚活をしている人なんかに、すごく役立ちそうです。


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by katoyasuko | 2012-01-29 15:15 | テック

ジャーナリスト加藤靖子のブログです。ニューヨークで日経ビジネス勤務を経て、フリーに。シリコンバレーから、テック情報を書いています。メールはmail@yasukokato.com 。Photo:Takahiko Marumoto
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Profile

加藤靖子。1982年9月11日東京生まれ、九州育ちの29歳。
中央大学在学中から、マガジンハウスの編集部アルバイトに明け暮れる。卒業後米Pace大学に留学。在学中にジャーナリストのアシスタントをしながら、フリーで原稿を書き始める。
卒業後、2007年末から日経BP社ニューヨーク支局勤務。ビジネス・経済誌「日経ビジネス」編集部で、大統領選挙、金融危機、自動車産業の低迷などをレポートし、刺激的な日々を送る。
2011年からサンフランシスコ郊外、シリコンバレーに引越し。フリーになり、「日経ビジネス」「日経デジタルマーケティング」などに記事を寄稿。
最近はすっかりテック系ニュースに目覚め、シリコンバレーでテック系イベントに出席したり、インタビューを行ったりしている。
最近のインタビューは、シェリル・サンドバーグ(Facebook COO)、ナビーン・セバデュライ(Foursquare共同創業者)、ガ・ワン(Smule共同創業者)など。

好きなことは料理、体を動かすこと、友達としゃべること、ファーマーズマーケットに行くこと。
仕事とプライベートをあまり区別せず、楽しく仕事をしています。

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